マレーネ・ディートリッヒって誰?100万ドルの脚線美を持つ男装の映画女優の美と名言

本日2017年12月27日のGoogleのDoodle(ドゥードゥル)になった、マレーネ・ディートリッヒについて話したいと思います。

マレーネ・ディートリッヒ(ディートリヒ)って誰?

マレーネ・ディートリッヒ(ディートリヒとも)Marlene Dietrichは、ドイツ出身のアメリカ人です。

ん?と思った方もいるかもしれません。出身はドイツですが、のちにアメリカ国籍を取得しているんですね。

1901年12月27日生ー1992年5月6日没

今日が誕生日だったんですね!だから今日のDoodleに!笑

考えればわかりますよね・・・いや、あまり興味なくて。

じゃあなんで取り上げたのかというと、名前はよく知っていたけど、どんな人か全然知らなかったんですよ。で、昔すごい人気があった有名な女優というのは知っていたんですけど、正直、あんまり綺麗だと思ってなくて。

だって、正統的美人では無いですよね。ファンの方がいたらすみません;

目がちょっと離れ気味だし、頰こけまくりだし、眉毛が触角みたいだし・・・ちょっと怖いっていうか、ピエロ?みたいな感じに思ってたんですよ。

まあそれは、子供の時から若い時?までの印象で、改めて今日、画像調べて見てみたら、「あれ?綺麗じゃん。個性的だけど、お肌めっちゃ綺麗だし、量産型じゃ無いところがまたなんか気になる顔で、すごい良くない?」って、コロッと180度意見変わりまして。

で、ちょっと調べてみたら、顔だけじゃなくて、なんかこの人、めちゃめちゃカッコいい女性なんじゃ無い?ってなりました。

なので、その魅力を自分なりに掘り下げたいと思います。




マレーネ・ディートリッヒのスペック(身長、スリーサイズ)

身長168cm。

8cmヒール履いたら、176cm。

マレーネが30歳の時のドイツ人男性の平均身長が174cmですので、マレーネは結構背が高い方だったのではないかと思います。

スリーサイズ、すみません、わかりませんでした。。。




マレーネ・ディートリッヒ「100万ドルの脚線美」のマドンナ

この人はとにかく脚線美、美脚で有名な方みたいです。

「100万ドルの脚線美」とか「脚線美のマドンナ」とか言われてたらしいです。

実際、すらっとして美しいです。

なぜ100万ドルかって、脚に100万ドルの保険をかけたらしいんです!!!

それだけ、脚で、脚線美で稼いでいたってことでしょうね。

映画のポスターや広告用の写真では、これでもかと脚線美を見せ付けています。

『モロッコ』ではショートパンツ?にストラップタイプのサンダルで大胆に露出していますし、『大雷雨』の宣伝用スチル写真では、両側の男性は椅子に深く座って脚を縮こめてますが、真ん中のマレーネは浅く座り膝上丈スカートの片足をこれでもかと長く伸ばしてます。

もう、脚が本体、みたいな扱いですね。

『大雷雨』




マレーネ・ディートリッヒの男装

マレーネ・ディートリッヒは、男装でも有名です。

当時のヨーロッパでは、女性がスカートではなくパンツスタイルで出歩くことはNGとされていたようです。フランスでは女性が男性的な服装で出歩くことは条例違反とされていて(しかも2013年まで!?知らなかった!)、1933年にフランスに入国する際に「そのままだと逮捕することになる」警告されたようです。それだけ前代未聞でセンセーショナルだったようです。

でもこのパンツスタイルが、男装が、またカッコいいんですよ。セクシーで、芯の強さを感じさせて、女性も惚れる女性、という感じです。

禁止されているパンツスタイルを、これだけカッコよく美しく着こなすんですから、女性からも相当な人気があったのではないでしょうか?

『天使』

男性にも女性にも希求する、というところが、マリリン・モンローとは違うところではないでしょうか。マリリン・モンローはもう、完璧に男性向けのアイコン、って感じですもんね。

パンツスタイルでおすすめなのは、『天使』という映画です。興行収入は振るわなかったようですが、とにかくパンツスタイルがカッコいいです。内容については、私も観てないのでわかりません!申し訳ないです!

『天使』




映画『上海特急』にみる妖艶・耽美・退廃的魅力

『上海特急』

もともと、退廃的で耽美なお顔なんですけど、この『上海特急』という映画で、「妖艶」というイメージが固定したようです。

確かに、妖しげで艶っぽいです。雰囲気あります。何を言わなくても、唇を少し開いただけで、少し斜めに、シャフト角度(通称「シャフ度」、ご存知?)になっただけで、なんか艶っぽく色っぽく何か含みのあるように見えるんです。

これは、このマレーネの表情は、皆さんぜひ参考にしてください。うまくやれれば、色っぽいことこの上ないです。ただしくれぐれも下品にはならないようにお気を付けください。どんな男性を捕まえたとしても、結果については何の保証も出来兼ねますので、自己責任にてご容赦願いますが。笑

でもね、モデルケースがあると、そこを目指せばいいのですごく楽なんです。うまく言ってるケースを真似られるって、美への近道だと思いますよ!

マレーネ・ディートリッヒの美へのこだわり

欧米では、頬骨の高さは美人の条件の一つとなっているそうです。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント』では、頬骨をことさら強調したメイクで、異質な美を全世界的にアピールしました。しかしこれはあくまで特殊メイク。

マレーネはその頰をコケさせて頬骨を目立たせるために、奥歯を抜いたと言われています。

すごい根性ですね。

人気若手女優の土屋太鳳さんは、滑舌の悪さを直すために舌の裏にある舌小帯を切る手術をしたそうですね。マレーネばりの根性。

歯を抜いたことの真偽はわかりませんが、そこまでするというのは、美を売り物にしていない人間からすると痛々しく、やりすぎとも思えます。

そこは「プロフェッショナル」ということなのではないでしょうか。

幼くして父と継父を亡くし、生きるために酒場で歌い始めたマレーネ。生きていくためには、仕事に対してプロに徹しなければいけない、というのがマレーネの中で培われたのではないかと想像します。

ナショナル・ポートレート・ギャラリーのKate Lemay氏は、「ディートリヒは自分のイメージを創り上げ、そのイメージ通りに振る舞いました。それゆえに、自分で創り上げたパブリックイメージを維持できなくなった時、彼女は姿を消したのです」と語っています。実際にディートリヒは1960年のインタビューで「私はイメージのために着飾っているのであって、自分やパブリック、ファッション、男性のために着飾っているのではありません」と語っています。

I dress for the image. Not for myself, not for the public, not for fashion, not for men.




マレーネ・ディートリッヒの名言

マレーネの残した名言で締めたいと思います。

Darling, the legs aren’t so beautiful, I just know what to do with them.

「私の脚はそう美しくもないわ。ただ、脚をどう扱えばいいかを知ってるだけ。」

「脚線美のマドンナ」と言われ、100万ドルの保険をかけたマレーネ。

正しく手をかけて魅せ方を知れば、脚を美しく保ち、美しく魅せることは出来ると実証してくれましたね。

女優の杉本彩さんは、顔の造りはもともとお綺麗ですけど、すっぴんは結構さっぱりして男らしいというか好青年な感じなんですよ。それを、お化粧とヘアメイクと衣装と身のこなしで、あの「THE 杉本彩」っていう妖艶なイメージを作り上げていますよね。

限界はあるにせよ、生まれ持ったものに、努力と工夫をプラスすることで、魅せたいように魅せることが出来る、なりたいようになれるんですよ!

そして、

Careful grooming may take twenty years off a woman’s age, but you can’t fool a flight of stairs.

「歳をとるのは避けられないけど、念入りに手入れをすれば、20歳は、年をごまかせるわ。」

加齢を受け入れた上で、それに抗う。抗える!

美は、努力なしでは手に入れられません。

美しくいたければ、メンテナンスは欠かせないんですね。

何より、「美しくいたい」「美しくなりたい」という意識が大事なんだと思います。

歯を抜いたり舌の裏を切ったりはちょっと出来ませんが、

毎日少しずつ筋トレするとか、エレベーターやエスカレーターじゃなく階段使うようにするとか、シャワーだけはやめて湯船に浸かるようにするとか、

出来ることからコツコツやって、美しさを手に入れましょう!

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