おしりのザラザラ（ざらつき）黒ずみの原因＆角質ケアクリーム等紹介

いつも見ている部分はケアが行き届いていても、背中やお尻って不調にも気付きにくくてケアをさぼりがちです。久しぶりに見たとき、黒ずみやブツブツの痕があったらショックですよね。

ブツブツザラザラで悩んだ実体験も含めて、その原因と対症療法を紹介していきます。

おしりのザラザラ（ざらつき）

旅行に行ったりデートしたりでいざ温泉に入ったりプール、海で泳ごうと思っても、お尻が汚かったらテンションだだ下がり。気になりすぎてせっかくの楽しみを諦めることになるなんて悲しすぎます！

また、自分で気づくならまだしも、旦那さんや彼氏に指摘される場合も多いみたいです。見られた側も見た側もショック、なんて多発事故は不幸ですよね！

ザラザラブツブツのお尻は誰に見られなくても触られなくても、自信をなくす原因になったり、せっかくの出会いや機会をふいにする原因にもなります。

でも、諦めなくても大丈夫！

ツルンツルンのお尻は幻想かもしれないけど、せめて少しでもまっさらでツルスベに近づけるよう、出来ることはありますよ！

おしりのザラザラ（ざらつき）の原因

過角化

「過角化」とは、角質が分厚く、硬くなってしまうことです。

原因は「摩擦」と「圧迫」と言われています。

お尻は、常に下着や服の下にあります。他の場所とは違い、布が皮膚と密着している場合が多く、歩いたり走ったりするたびに、自転車を漕ぐたびに、擦れています。

また椅子に座ると、椅子と接している面は圧迫されます。

この摩擦と圧迫が繰り返されることで、皮膚はダメージを受け、防衛本能として皮膚を厚くしようとするのです。

お尻以外だと、ひじ、ひざ、指先が過角化しやすい部位です。

 

ニキビ

お尻のニキビの原因は、「過角化による毛穴のつまり」と、「不衛生な状態になりやすいこと」です。

皮膚の過角化により角質層の厚さが過剰になると、毛穴の柔軟性はなくなって、皮脂や老廃物が詰まりやすくなります。

そうすると、毛穴の中で、皮脂や角質を餌にするアクネ菌が異常繁殖して、免疫システムが反応し、増えすぎたアクネ菌を減らそうとする過程で炎症や化膿を起こし、ニキビになってしまいます。

また、お尻は、トイレの際の便器からの水はね等の拭き残しや、汗による蒸れにより、不衛生な環境になりがちです。そしてそういった環境は、皮膚がアルカリ性に傾きやすく、汚れや水分を栄養に、ニキビの原因になる雑菌が繁殖しやすいです。

 

おでき

おできは、正しくは「せつ」と言うそうです。

おできの原因は、ニキビとそう変わりません。

ニキビとの違いは、「芯がない」こと、「黄色ブドウ球菌が繁殖する」ことです。

皮膚には通常、常在菌がいて、他の菌が繁殖しないためのバリアのように働くそうです。常在菌は潤っていて弱酸性の環境を好むのですが、皮膚が乾燥したり、汗を放置して皮膚がアルカリ性に傾いたり、掻いたりカミソリを使ったりで皮膚に傷がついたりした場合に、常在菌以外が繁殖しやすくなります。

傷が化膿して膿が黄色くなるのは、皮膚内部からの浸出液を餌にして黄色ブドウ球菌が増殖している証拠です。

 

粉瘤

粉瘤は、毛穴が拡張して中に角質（垢）や皮脂などの老廃物が溜まったものです。

ニキビやおできとの違いは、「菌が繁殖したものではない」こと、「詰まっているのは膿ではなく主に垢」であることです。

袋の入り口として小さな穴が空いていることが多く、入り口は酸化して黒くなることもあります。粉瘤がある皮膚の下全体が黒くなる場合もあります。

触ったり押したりすると、溜まっていた垢が白いドロドロした状態で出てくることもあります。ニキビとは違って、出てきたものは、非常に臭いことが多いです。

雑菌が繁殖して炎症や化膿が起こると、赤く腫れ、強く痛むこともあります。

 

毛孔性苔癬（毛孔性角化症）

毛穴の中に角質が溜まることで表皮にまで盛り上がり丘疹を成す角化症で、群生した箇所は硬い鳥肌のようでザラザラした触感になります。

基本的には痒みや痛みはないです。色味が変わらない白色のものと、軽度の炎症で紅褐色を帯びる場合があります。秋から冬にかけての乾燥する時期に悪化する傾向にあります。

背中、太もも、二の腕、お尻によく出来ます。

原因は乾燥とターンオーバーの異常ですが、遺伝という説もあります。

 

埋もれ毛

お尻に毛が生えている場合、埋もれ毛になってしまい、皮膚を触った時にザラザラしたように感じられることがあります。

埋もれ毛とは、毛が皮膚の下から出られずにそのまま皮膚の下で成長したものです。

お尻を掻いた時に皮膚を傷つけてしまったり、皮膚が乾燥して硬くなっている場合に起こりやすいです。

埋もれたからといって、爪で引っ掻いたり毛抜きを使ったりして表皮を取り除いて毛を抜くという対処法をやってしまうと、毛穴を皮膚が覆って、何度も埋もれ毛を再発することになりやすいです。

 

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おしりのザラザラ（ざらつき）ケアにボディスクラブ

ボディスクラブを使っていいのは、以下の三つの場合です。

• 過角化
• 毛孔性苔癬（毛孔性角化症）
• 粉瘤
• 埋もれ毛

スクラブで表皮に増えすぎた角質を取り除くことで、物理的にざらつきを無くすので、ツルツルになります。

ただし大事なのは、「やりすぎない」ことと、「やった後と毎日の保湿を欠かさない」ことです。

せっかく余分な角質を取り除いても、保湿しなければ、お尻はただただ無防備な状態で乾燥や菌繁殖にさらされることになります。

また改めて角質が作られて同じ状態に戻るだけ・・・どころか、やりすぎた場合には皮膚の防衛本能から余計に角質が作られることもあるし、傷ついておできが出来たりと、逆効果になる可能性が高いです。

角質は、一気に取りすぎずに少しずつ優しく取り除いて、皮膚を傷めないようにすることと、やった後の保湿が大事です。皮膚はなるべく柔らかく潤った状態に保ちましょう。

ボディスクラブマッサージは、週１回〜２回にとどめておきましょう。

 

おしりのザラザラ（ざらつき）ケアにピーリング

ピーリングも、余分な角質を除去するのに有効です。

ピーリングを行なっていいのは、ボディスクラブと同様の三つの場合です。

• 過角化
• 毛孔性苔癬（毛孔性角化症）
• 粉瘤
• 埋もれ毛

ピーリングといっても、エステに通わなくても市販のピーリング（ゴマージュ）用品で大丈夫です。

「石鹸タイプ」、「拭き取る化粧水タイプ」、「塗って擦って洗い流すタイプ」、「塗って擦らず洗い流すタイプ」、「塗るだけタイプ」があります。

中には界面活性剤が入っていて肌への刺激が強すぎるために逆効果のものもあります。

また、垢がよく取れてる！と思っても、ゲル化剤のポリマーやカルボマーがカスになっているだけで角質が取れていないものもあるので、成分をよく見て選びましょう。

それぞれ、成分表では以下のような表記がされています。記載があったら、要注意です。

界面活性剤：「ステアリルトリモニウムプロミド」（他～プロミド、～クロリドが付く）

ゲル化剤：「(アクリレーツ／アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー」「カルボマー」

 

一時期爆発的に流行った「ナチュラルアクアジェルCure」は、ボロボロとカスが出てきていかにも効果がありそうですが、ポリマーのせいでカスが出やすいだけです。界面活性剤も入っていて、肌への刺激がかなり強いので、オススメではないです・・・。

私は顔に使っていたことがありますが、結構ヒリヒリして、皮膚が薄くなる感じがして使わなくなってしまいました。

ピーリングの場合も、やった後の保湿が大事です！

 

スクラブやピーリングは敏感肌でも大丈夫？

敏感肌の方は、必要以上の刺激を与えるのは怖いかと思います。安易に選んでしまうと、肌を傷つけてむき出しにし、肌がますます乾燥してボロボロになってしまいます。

敏感肌の場合、ボディスクラブは、塩を選ぶのはやめましょう。基本的に塩は粒子が粗くて刺激が強いです。

塩よりは、粒子の細かく「当たり」が柔らかい砂糖がオススメです。

また、マンナンスクラブ、植物種子、クレイ（泥粒子）も比較的肌に優しいです。

 

オススメのボディスクラブの作り方・やり方

安く簡単に大量に手に入るもので、となったら、きび砂糖など、粒子の細かいモロモロした砂糖に、オリーブオイルを混ぜたものでも十分効果を得られますよ。

金銭に余裕のある方は、ハチミツを多めに加えるとさらにいいと思います。ガスールや、沖縄の物産品として売っているようなクレイを混ぜてもいいですね。

湯船に浸かって皮膚をふやかした後に塗布し、優しくゆっくり撫でるようにマッサージしましょう。そのあとはあわ立てたボディソープや石けんで優しく洗って、よ〜〜〜く、よ〜〜〜くすすぎましょう！

すすぎ残しは、ニキビやおできの原因になります！

スクラブに使ったオリーブオイルが肌に残っていて、導入用のオイルとしても働き、保湿効果もあります。オリーブオイルの酸化が気になる人は、ホホバオイルやアボカドオイルでもいいと思います。

 

おしりのザラザラ（ざらつき）ケアに保湿クリーム

おしりの過角化、毛孔性苔癬（毛孔性角化症）、大人ニキビ、の原因の一つは乾燥です。

お尻は皮脂腺が少なくて乾燥しやすいそうなので、欠かさずに保湿してあげるようにしましょう。

水分を拭き取る前のケア

お風呂やシャワー後に水分を拭き取る前に、オイルを塗って水分の蒸発を防いであげるといいです。

オイルは、お風呂場か、お風呂場を出てすぐの脱衣所に常備しておくといいでしょう。お風呂場の中に置いておくと、水分で水垢のようなものがこびり付いたり、カビたりします。

温度や水分による品質悪化も考えられるので、お風呂場を出てすぐのところに置いておくか、カゴなどに入れておいてお風呂に入るたびに持って入るようにするといいと思います。

 

水分を拭き取った後はクリームで保湿

保湿クリームは、どんなものでも塗らないより塗った方がマシではあると思いますが、お尻に足りない油分を補うものがいいと思います。油分のない保湿剤だと、水分が抜けていって結局また乾燥してしまいます。

また、何より継続が大事です。ニベアでもジョンソン＆ジョンソンでもいいので、経済的に続けやすいもので、毎日保湿してあげましょう。

シアバター配合のものか、ちょっとベタベタしますが蜂蜜入りのものが、個人的にはオススメです。

 

抗炎症・抗菌成分でさらにザラザラ（ざらつき）の原因対策強化

保湿するだけでもかなり効果あるかとは思うんですが、すでに皮膚の菌バランスが崩れている場合、皮膚の環境を整えるのに時間がかかってしまうことが多いです。

黒ずみも、一度黒ずんでしまうと、元に戻るまで数カ月から1年ほどかかる場合があります。

そこで、抗炎症成分や、抗菌成分、色素沈着ケアに特化した成分が入ったケア用品をプラスする、もしくは保湿クリーム自体にその成分が入っているものを使うと、効果が出るまでの期間を早められる可能性が高いです。

＜アットコスメでも人気のオススメクリーム・ケア用品ランキング＞

 

 

 

おしりザラザラに効くおすすめクリームの比較

というわけで、

総合評価でピーチ・ジョンの「ヒップルン」が１位、

ニキビ対策強化でより効果が高いが高価という点で「プチノン」が２位、

宣伝するほどの効果・価値が本当にあるのか疑問という点で「ピーチローズ」が３位

というランキングにさせてもらいました。

 

違う角度でいうと、

懐寒いけど継続して美尻ケアしたいって方はヒップルン、

ニキビ対策強化したい、懐暖かい、美尻ケアのプライオリティ高いって方はプチノン、

青山ひかるに続きたいって方はピーチローズですね。

 

スクラブはもう持っているから保湿クリームだけでいい人向け商品

まあこういう方もいますよね。

今は保湿クリームだけが欲しい ！って場合は、シアバターとココナッツオイルが配合された以下のクリームをお勧めします。

 

 

保湿クリームはもう持ってるからスクラブだけでいい人向け商品

手持ちの保湿クリームをとりあえず使いたい、って場合もありますよね。

そういう方向けに、オススメのスクラブを紹介します。

 

 

おしりのザラザラ（ざらつき）ケアにオロナイン？

皮膚疾患だからと、オロナインを塗る方もいると思います。

しかし、オロナインは刺激が強いんです。

それに、殺菌作用があるので、全体がブツブツしているからといって、患部以外にも塗ってしまうと、本来いるべきである常在菌まで殺してしまうことになります。

また、乾燥ではなく皮脂の過剰分泌が原因のニキビの場合には、つけすぎると、余計に悪化させることもあります。

１週間を目安に使ってみて、効果がないようであれば、やめるようにしましょう。薬であれば、やはり病院で処方されるものの方がいいです。

 

おしりのザラザラ（ざらつき）にアカスリ？

アカスリは、過剰な角質を物理的に取り除くのに有効な方法です。やってもらった後の肌は、びっくりするほど白くなったりして、美白効果もあるように見えます。

ただし、韓国式のアカスリなど、力でゴシゴシザリザリ皮膚を削るようなやり方は、正直肌にとっていいとは言えません。

アカスリをやると、ヒリヒリしませんか？確実に、皮膚は傷ついています。

でもアカスリ好きなんです、という人もいると思います。ストレス解消になっていいんだ、というのであれば、それが体の内側にとってはいい効果を及ぼしてはいると思いますので、止めはしません。

ただし、もしやるのであれば、やった後の保湿はしっかりしてあげてください。アカスリ後１週間は、保湿強化週間として、全身くまなく保湿してあげるのがいいと思います。

何もせずに放っておくと、乾燥しまくりで毛穴は盛り上がって痒くなり、それを掻いてさらに角質が多くなって、という悪循環になりかねません。というか、私はなりました。

絶対に、しっかりと保湿をしてあげてください。

 

おしりのザラザラ（ざらつき）に皮膚科のローション・クリーム

オススメは、皮膚科でもらえるローションやクリーム（ヒルドイド、ビーソフテン）です。血行促進と新陳代謝（皮膚の再生）を促す効果があります。

皮膚への刺激がほとんどなく、非常にありがたい保湿剤です。超乾燥肌の方は、それだけでは補いきれないでしょうから、上からワセリンを塗るとか、ホホバオイルやアボカドオイルを塗るなど、水分を留めるものを塗ってあげてください。

ただ、これら皮膚科処方の保湿剤でも、人によってはアレルギー症状を起こす可能性がある物質は含まれています。病院からもらったものだから万人に絶対安全というものではありません。

また、美容にいいとして、ネットや雑誌でも取り上げられて人気が出すぎて、本来処方されなくてもいい人たちにたくさん処方していることから医療費がかさみ、保険適用外になるかもしれないという話も出てきているそうです。

そうすると、本来使うべき症状の人たちにとって、とてつもない負担になります。

勧めておいてなんですが、治療目的を超えて大量に処方してもらうのは、控えましょう。

 

おしりのブツブツ由来のザラザラ（ざらつき）ケアに飲み薬

おしりのブツブツは、ザラザラに発展することがあります。

そして、そのおしりのブツブツに、飲み薬が効くこともあります。

これは実体験なのですが、以前頭と顔の脂漏性皮膚炎で皮膚科に通っていた時に、ニキビも併発しているとのことで、脂漏性皮膚炎は塗り薬で治すので、ニキビは飲み薬で対応しようということになりました。

脂漏性皮膚炎に効く塗り薬はニキビには悪影響を及ぼす場合があるし、違う目的の塗り薬を同時に塗ることはできないし、そもそもどこがニキビでどこが脂漏性皮膚炎なのかの区別が難しかったからです。

そこで処方されたのが、「ミノサイクリン」というテトラサイクリン系抗生物質が入ったカプセル剤でした。

飲んだら効果てき面。顔のニキビ対策で飲み始めたものの、2年ほど出続けていたおしりのブツブツが出なくなったんです！

治ったと思ったら別のところから出て、また出て、と、絶えず３〜５個ほどの大きなブツブツが出ていたのですが、それが、全く出なくなりました！

果たしてそれが、ニキビだったのかおできだったのかは不明ですが、とにかく出なくなりました！それが大事！

飲み始めて数ヶ月後、頭と顔の方が良くなったらカプセル剤は処方されなくなりましたが、その後おしりのブツブツが発生することはなくなりました。

しばらく飲み続けて再発防止し、常在菌優位の環境に戻すことが、ブツブツ根絶の近道なのではないかと思っています。

 

おしりのザラザラ（ざらつき）には清潔さキープ

これは基本的なことですが、何より大事なのは、「清潔にする」ことです。

• 下着は毎日取り替える
• 汚したり汗をかきすぎたら取り替える
• 汗をかいたらすぐに拭き取る
• 毎日お風呂やシャワーで汗や汚れを洗い流す
• シャンプーやコンディショナー、トリートメント、ボディソープなどが残らないようにしっかりシャワーですすぐ
• バスタオルは使い回しせず毎日毎回取り替える
• パジャマもこまめに洗濯する

見逃しがちかもしれませんが、おしりの摩擦にいいからって清潔なTバッグやソングを履いていても、パジャマが何日も何週間も着ているものなら意味ないですよ。

パジャマは皮脂や汗、保湿で体に塗ったローションやクリームがついてますから、雑菌が繁殖しまくりです。

そんなものにおしりを晒したら、せっかく綺麗にしたのに台無しです。パジャマもこまめに取り替えましょう。

私は下着だけで寝るんだ、という叶姉妹ばりの方は、寝具をこまめに洗濯しましょう。

ジーンズはあまり洗わないのがいいとか言いますが、これも、おしりケア中は履かないようにするか、ジーンズへのこだわりを捨てて洗濯を欠かさないようにしたほうがいいですね。

 

ちなみに、汗はブドウ球菌の餌になるからと、汗をかかないようにするのは逆効果です。デオドラントスプレーも、汗を止める効果があるので、お尻にも脇にもオススメしません。

汗は常在菌の餌でもありますし、毛穴から老廃物を排出するための仕組みでもあります。

汗は適度にかいて、こまめに拭き取ったり、汗を吸い取った下着をこまめに取り替えるようにしましょう。

 

おしりのザラザラ（ざらつき）に食事ケア

食事は、緑黄色野菜と海藻、良質な脂肪がついたお肉、植物性たんぱく質、お魚をバランスよく摂りましょう。植物油やよくない脂肪（トランス脂肪酸など）多めの食事は、他の部位と同じく、ニキビの原因になります。

また皮膚の再生にはビタミンが必要です。これもあらゆるビタミンをバランスよく摂りましょう。

敏感肌のターンオーバー正常化には、たんぱく質（アミノ酸）、ビタミンA・B群・C・E、亜鉛がいいそうです。

食事で摂りづらい場合はサプリメントを活用しましょう。

 

おしりのザラザラ（ざらつき）ケアに血行・血流促進

現代人はおそらく座って過ごすことが多いと思います。移動中も車や電車で、仕事中も机の前で、家に帰っても椅子やソファで、座っていますよね。

座りっぱなしだと、圧迫されて血行は悪くなっていく一方です。ただでさえ、脂肪がつきやすく、筋肉を動かしても外側の皮下脂肪まではなかなか動かないので、おしりが冷えている方は多いのではないでしょうか？

血行が悪いと、皮膚の新陳代謝も悪くなりますし、圧迫でターンオーバーのサイクルが狂い、正常な新陳代謝が行われません。汗もかきにくくなります。おしりの過角化や乾燥は増すばかりです。

少なくとも1時間に１回は立ち上がるようにして、加えてさするようにマッサージしたり、揉んだり、筋トレやストレッチで伸ばしたり縮めたりして、おしりの血行を促してあげましょう。

 

おしりの粉瘤は手術もしくは放置

粉瘤は放っておいても無くなりませんし、中の詰まりがどんどん増えて膨らんでいるだけです。良性腫瘍なので取らなくても問題はありませんが、見た目は悪いですし、細菌感染したり炎症を起こすと痛みますし、発生場所によっては座るたびに気になりますよね。

炎症を起こしている場合は、表面を切開して中の垢や膿を取り出します。その後、炎症と化膿が治ったら中の袋を取り出す手術をします。そのまま切開後、放置して治る場合もあります。

炎症や化膿がなければ、「小さく切開して中の袋を取り出す」か、「表皮ごと袋を取り除く」という手術をします。

傷口が目立たないようにシワに沿って切るなど、配慮はしてもらえるそうなので、相談してみてくださいね。

 

ちなみに私は顔（頰）に粉瘤ができたことがありました。

後から考えれば、カミソリで顔そりしたか毛を抜いた後にできたと思うので、その際に細菌感染したのかなと思いますが、気づいたら頰がボコッとしていて、ニキビとはちょっと違うような・・・と思っているうちに直径１cm弱の範囲で皮膚の下が黒くなっていました。おそらく酸化したんですね。

その頃には少し触ると痛くて、中のものを出したいと思っても、ニキビの時にある「芯」も見当たらないし、押しても痛いだけで何も出てくる気配がない・・・。

どうしたらいいかと思いながら数ヶ月。ある時、ふと触ってしまったら、プツッ・・・！というか、ぷわっ・・・！というか、弾けた感じに、ドロドロドロドロっと、中身が出て来たんです。

・・・・衝撃ですよ。私の顔の中にこんな汚いものが詰まってたなんて。

出し切って、あとはあまり触らないように放置していました。運が良かったのか、その後また膨らむ、ということはなかったです。

ただ、黒ずみはしばらく消えませんでした。黒さがわからなくなるまで半年くらいはかかったかと思います。ここら辺は個人差でしょうね。とにかく結構時間がかかります。

その間ずっと、大きなシミができた様な状態でいなければなりません。放置はせず、早めに皮膚科を受診することをお勧めします。

 

おしりの黒ずみ

おしりの黒ずみの原因は？

皮膚の黒ずみは、圧迫と摩擦により炎症が起こり、それに反応して角質層が厚くなり、メラニンが産生され、分厚い黒ずんだ肌が形成される、という仕組みです。

また、ニキビやおできの跡も黒ずみに発展します。

ニキビやおできも炎症ですので、その刺激によりメラニンが発生するし、修復しようとして角質層がどんどん作られるのでちょっと硬い跡になりやすいです。

炎症の度合いが強いと、メラニンもどんどん発生し、ターンオーバーが乱れている場合や日に焼けてしまった場合に、色素沈着に発展するそうです。

また、「粉瘤」のところで話題に出しましたが、粉瘤の中身が酸化すると、黒く変色します。粉瘤の中身を排出した後でも、黒い変色はしばらく残り続けますので、こちらの原因の人もいると思います。

 

おしりの黒ずみケア・ブツブツ痕の消し方・治し方

何もせず普通に過ごした場合でも、私の場合は1年でだいぶ薄くなり、2年経てば何もなかったかの様に色素沈着は無くなりました。

もっと早く、という場合は、新陳代謝を促進して、顔と同じ様な美白ケアをするといいようです。

 

新陳代謝促進には、以下を心がけましょう。

• 良質な睡眠をしっかりとること
• ピーリング、ボディスクラブ
• 保湿
• たんぱく質（アミノ酸）、ビタミンA・B群・C・E、亜鉛を摂ること

美白には、以下の成分が入った化粧水や美容液を塗るのがいいそうです。

• トラネキサム酸
• ビタミンC誘導体
• プラセンタエキス
• リノール酸s
• アルブチン
• エラグ酸
• カモミラET
• t-AMCHA
• ルシノール

黒ずみは必ず無くなりますので、諦めずにケアし続けましょう！

 

ザラザラ（ざらつき）対策のクリームとして提案した製品情報をまた置いておきますね。

ピーチ・ジョン「ヒップルンホワイトクリーム」公式ページ

 

薬用美尻ジェルクリーム「プチノン」公式ページ

 

お尻ニキビ黒ずみ専用「ピーチローズ」公式ページ

 

おしりのザラザラ（ざらつき）・黒ずみ　まとめ

おしりのザラザラ（ざらつき）　まとめ

ザラザラ（ざらつき）の原因

• 過角化
• ニキビ
• おでき
• 粉瘤
• 毛孔性苔癬（毛孔性角化症）

ザラザラ（ざらつき）への対処法・解消法

• ピーリング・ボディスクラブ＆しっかり保湿
• オロナインはイマイチ
• アカスリもイマイチ
• 飲み薬（テトラサイクリン系抗生物質）
• 清潔さキープ
• 食事ケア（サプリ含む）
• 血行・血流ケア
• 粉瘤は手術か放置

 

おしりの黒ずみ　まとめ

黒ずみの原因

• 圧迫と摩擦
• ニキビやおできの跡

黒ずみ・ブツブツ痕の対処法・解消法

• ピーリング・ボディスクラブ
• 保湿
• 美白ケア用ローション・美容液・クリーム
• 食事ケア（サプリ含む）

 

まさかこんなにお尻のブツブツザラザラの原因があるとは思ってもいなくて、調べていたらどんどん記事が長くなってしまいました。

お尻のザラザラって、ほんとにテンション下がって嫌ですよね。男性だけではなく、女性自身も自分のお尻がツルツルスベスベであってほしいものなんです。

普段見えないところまでケアするのがいい女ってものですよね！

みんなで細部まで行き届いた美を目指しましょう！