病気とかとまでは言わないけど、なんか爪が綺麗じゃない・・・という、爪によくある軽度のトラブルについて取り上げ、その原因と対処法を紹介したいと思います。軽度といっても、何年も続いていたりして、本人にとっては結構な悩みだったりするんですよね。
皆さんの爪は健康でツヤツヤしていますか?
私は10代の頃から爪にやたらと縦線が入ることが悩みでした。爪の縦線は、体の不調や老化のしるし、という情報を得てからは、10代なのになぜ?爪がツルツルしてたことなんてない・・・体内年齢がおばさんなの???って、落ち込みました。
私の母の爪は、お琴引くときに指につけるやつ(琴爪って言うみたいです。まんまですね。)とかギターのピック1.5枚分くらいに厚くて丈夫な爪をしてるんですが、私の爪は、形はある程度受け継いでいるけど、厚みはなくてペラペラしていて、端が簡単にめくれます。
中学生くらいの時、お姉ちゃんがいる同級生などが、爪をツヤツヤに磨いていて憧れたんですが、爪をヤスリで削ると聞いて、え?こんな薄いものを削って大丈夫なの?いや、無理でしょ、私には無理だわ、と、怖いので諦めました。
大人になって、セルフでネイルポリッシュ(除光液で落とせる昔からのネイル)を塗っても、しょっちゅう爪がめくれたり曲がったりするせいで、すぐにネイルに亀裂(ひび割れ)が入ってしまうので、いつしか塗るのを諦めました。
横から少し力を入れて摘めば簡単に曲がるし、長く伸ばして物に当たるとメコって、びっくりするほど折れ曲がるし、それが度重なると亀裂が入って横に割れてしまいます。
ある時、気づくとなんか片方の手の中指の先がスースーして、見たらその中指の爪が生え際でちぎれて爪の端1mmくらいでやっとつながってプランプランとぶら下がっていた時は、ほんとびっくりしました。
その日一日は、一本の中指の爪だけ短い状態で、過ごしました。ちぎれたからギザギザしてるし、ほんとなんか、もの悲しい感じでした。
それ以降、あまり伸ばさないように気をつけましたが、それはそれで寂しいものなんですよね。長い方がすらっとして綺麗な指に見えますからね。
曲がったりめくれたりするだけじゃなく、薄すぎるせいでヤスリの掛け方次第では凶器みたいによく切れて、当たり方と勢いによっては自分の皮膚も裂いてしまいます。かと言って強度はなくて、力を加えると折れてしまいそうなんで、5箱セットのティッシュ箱の包みを開けるのが限界なんですけど(それすら負担かかってるのわかるし、折れそうで怖い)。
なんで、こんな薄くてペラペラで紙みたいなの?
なんでちょっとシール剥がそうと力を入れただけで爪剥がれそうになるの?
こんな脆かったら生きていけない・・・
・・・とまでは言わないけど、なんにせよ、爪が厚くて丈夫な方が、ネイルも楽しめて、爪折れるとか割れるとか気にしなくてもいいから人生における憂鬱事項が一つ二つ減って、楽しく過ごせるはずなんですよ!
爪をどうにか強く丈夫にする方法ってないんだろうか・・・・・?
果たして私の爪は、少しのことではウンともスンとも言わない立派で丈夫な爪になれるのでしょうか?
爪のでこぼこ・線(凹み)・割れる欠けるトラブルの原因
爪に入る縦線(縦筋)の原因:加齢(老化)と乾燥
まずは縦線、縦筋です。ここでは、色の筋が入っている状態ではなく、爪が縦にでこぼこしている、と言う状態について取り上げています。
(ちなみに、縦の黒筋が入っている場合は、内臓の不調、もしくは皮膚ガン(メラノーマ)が原因の可能性があるようです。)
縦のでこぼこについては、「加齢(老化)」と「乾燥」が原因と言われています。皮膚がシワシワになるのと同じ原因ですね。。。
え、でも爪って、皮膚とは違って硬いじゃん。シワが入るってちょっと納得できない。と思われるかもしれません。
爪の上から(外から)見られる、根元の半月以降の部分は、成長が止まった、いわゆる「死んだ」細胞ですので、基本的に、外部的な刺激・衝撃が加わらなければ形が変わることはありません。
ですので、縦に「でこぼこ」してしまうのは、生えてくるときと、生えてほんのしばらくの柔らかい半月に見えている段階で、原因に晒された場合のみです。
爪には、皮膚と同じようにコラーゲンの網が張り巡らされていて、コラーゲンが水分を保って爪の組織を支えてくれているそうなんですが、コラーゲン網が崩れると、水分を保てず、バランスを崩して、爪はガタガタでこぼこになります。
食事などで満足にコラーゲンが取れない状態が続くと、爪に使われるコラーゲンが減ることになり、爪に縦筋が入ってしまう原因になります。
また、除光液やアセトン、洗剤などで脱水・脱脂されると、爪はスカスカになってしまいます。外に見えている爪はほとんど死んだ爪なので、一度脱水・脱脂されると、外から補充しない限りは自力で潤った元の状態には戻れません。
爪に入る横線(横筋)の原因(1):爪の根元へのダメージ
横にボコボコでこぼこしているケース。
この横のでこぼこは、爪の根元にある爪製造工場である「爪母基」(そうぼき)に物理的ダメージが加わる、もしくは体のリズムが崩れたり栄養状態が悪くなるなどの体の不調で、爪の生成に支障が生じたことによります。
ダメージの例:
- 甘皮の処理のやりすぎ
- 爪に重いものを落とす
- パンプスのヒールなどで強く踏まれる
- 高熱
- 極端な食事制限ダイエット
- 栄養素的にバリエーションのない食事(牛丼のみ、ラーメンのみなど)
- 睡眠不足
爪に入る横線(横筋)の原因(2):爪以外の部分の不調
横線が、ただの線ではなく凹んでる場合、その爪がある指がつながっている部分の不調を反映している、という考えもあるようです。
全身には経絡*(けいらく)が走っていて、それが指先まで伸びているが、末端である指先及び爪には、経絡でつながっている部分と相互に影響しあうとのこと。その、繋がっている先を、「反射区」とも言うようです。
ツボも、押したところとは別のところに効いたりしますよね。ちなみにツボは「経穴(けいけつ)」と言います。
足裏マッサージを受けると、「ここを押して痛む人は、胃が弱っていますね・・・」なんてことを言われたりしますが、それは、その部分の反射区が胃であり、経絡で繋がっているからなんですね。
*経絡とは、代謝物質の通り道、とのこと。
それによると、指先は以下のようなことと繋がっているそうです。
親指:心(精神状態)
人差し指:皮膚
中指:尿道(尿酸の排泄)
薬指:眼、気管・呼吸器系
小指:神経痛
・・・うーん、どうなんでしょうか。
ツボ押しや東洋医学を否定するわけではなく、健康増進への有効な手立ての一つと思ってはいますが、どの指がどの臓器・器官に働くか、繋がっているかは、正しいのかどうかが正直わかりません。
爪もみ健康法というのがあるようですので、不調を感じているところがあったら繋がっているという指の爪を揉んでみたり、逆に爪に不調がある場合はつながっているという臓器・器官・部位に不調がないかどうか確認してみたりして、実際に検証してみてください。
爪の小さな丸い凹みの原因(1):爪の根元の炎症
日本皮膚学会によると、爪にある小さな数個の凹みは、爪の根元にある爪母基が炎症を起こしているのが原因とのこと。
炎症の原因は、細菌感染が考えられます。
甘皮は爪の根元を守るためにあり、細菌感染を防ぐ役割があります。
甘皮のケア用品というと、ウッドスティック、プッシャー、キューティクルリムーバー、ニッパーがありますが、甘皮を押し下げすぎたり、押し下げた後に切り取ったりすると、爪の根元が傷つきやすく、その傷や、オープンで無防備になった爪の根元の隙間から細菌が入り込んで繁殖してしまいます。
爪のキワのささくれを無理に引っ張ってしまうのも、同じように、細菌繁殖のきっかけになってしまいます。
細菌感染して炎症を起こし、爪の生成に支障が出て、穴が開くようにボコボコになってしまうようです。
爪の小さな丸い凹みの原因(2):単なる小さな外傷
小さな傷、物理的衝撃で、凹むこともあるとのこと。大人の場合はこれはあまりないかと思いますが、小さな子供の場合、爪も大人より潤っていて柔らかいので凸状のものが当たった際に凹むことがあるようです。
爪の無数の小さな丸い凹み(爪甲点状陥凹)の原因:ストレス
丸い凹みが何個も何個もあるようなら、爪甲点状陥凹(そうこうてんじょうかんぼつ)と言われるもので、原因は、ストレスや栄養不足と言われています。
同時に、円形脱毛症や乾癬(かんせん)を伴うので、それが原因と言っている記事もありますが、円形脱毛症や乾癬と爪甲点状陥凹の原因が一緒なんです。
爪と髪の毛、爪と皮膚は、同じ外皮系であり、同じような成分構成になっていますので、ストレスや栄養不足により同時に異変が起きやすいのです。
ですので、爪がなんかボツボツしてるな、小さい凹みがいっぱい出てきたな、と気づいたら、爪だけでなく髪の毛も気にしてあげるといいと思います。後頭部は見づらいので、家族や仲のいい人に見てもらうか、合わせ鏡で確認して見ましょう。
二枚爪の原因:乾燥と爪への物理衝撃
爪は、トッププレート(背爪)、ミドルプレート(中爪)、アンダープレート(腹爪)の3層で構成されていますが、二枚爪というのは、本来くっついているその層が、爪の先端でバラバラに剥がれてしまう状態を言います。
二枚爪は、乾燥したところに、外部から衝撃が加わることで起こります。
3つの層は、水分と油分が繋ぎとなってくっついて一体化しているのですが、乾燥することでその繋ぎ機能が衰え、また水仕事などで湿潤と感想を繰り返すことで膨張と収縮を繰り返して繋ぎの間に隙間が空いてきて、層と層が剥がれやすくなってしまいます。
水仕事だけでなく、ネイルを落とす際の除光液やアセトンの使いすぎ、お風呂上がりに保湿しないこと、なども乾燥の原因になります。
また、爪切りを使うことで、層と層の間に衝撃が加わり、層と層が分離してしまうこともあります。一度でならなくても、繰り返し衝撃が加えられることで、つながりが弱くなり、結果としてある時剥がれてしまうことがあります。
爪が脅威にさらされた時期の特定
指の爪が伸びるスピードは、一日約0.1mmとすると、今見えている爪全体に縦筋が入っていると言うことは、少なくとも爪の長さ÷0.1した日数分前から、乾燥もしくは加齢の影響を受けていたことになりますね。
(手の爪が伸びるスピードは、約0.08-0.12mm/日、足の爪はその半分程度のスピードと言われています。)
私の手の人差し指の場合、1.2cm(12mm)でしたので、少なくとも120日前から乾燥・老化してたと。
でも、10代から縦線入り続けてたということは、もう何年も、乾燥しているってことですね・・・・・。
最近爪の異変に気づいたと言う人は、何が原因か、何がいけなかったのか、わかりやすいかもですね。季節的に乾燥しやすい傾向にある、とか気付けると、いつから対策とったらいいかとか、目安になっていいですね。
爪を構成する基本的な成分
爪を構成する成分:ケラチン
爪は、皮膚や髪の毛と同じで動物の体を覆う「外皮系」を構成する一つの器官で、皮膚の角質が硬く変化したものです。
たまに、爪を強くするのにはカルシウムが必要、と紹介している記事があるのですが、それは間違いです。成分も皮膚や髪の毛と同じで、ほとんどが「ケラチン」と言うタンパク質の一種で出来ています。よって、たんぱく質が不足すると、爪が薄くなったりして、脆くなります。
爪の弾力と丈夫さを保つ成分:コラーゲン、ケイ素
また、爪は水分が12~16%、脂質が0.15~0.75%だそうですが、その水分を保持しているのが、「コラーゲン」でコラーゲンがしっかり組織を支えて水分を保持していると、つるんと平らでツヤツヤの元気な爪でいられます。
そのコラーゲンを束ねて組織間のつがなりを強く保つ役割を担うのが「ケイ素」です。ケイ素が不足すると、コラーゲンの束が作られにくくなり、水分や組織の保っていたバランスが崩れ、爪はガタガタボコボコになります。
ケイ素は、地球上で酸素の次に多い元素とのことで、地殻に存在していて、水や野菜や果物にも含まれています。人間は生まれた時から体内にケイ素を持っていて、野菜や果物を食べたり水を飲むことで、通常は必要量を保つことが出来るのですが、残念なことに加齢に伴って体内への蓄積量がどんどん減っていくそうなんです。
ケイ素は、爪だけでなく、髪の毛、歯、骨、血管、内臓、リンパ腺など全身で使われますので、ケイ素の総量が減ったり、他の部分の損傷が激しいと、爪へ供給されるケイ素が減ってしまいます。
ドイツでは一番人気のサプリメントで、ほとんどの家庭に常備されているとか。サプリメントの場合は、「シリカ」とか「シリシア」という名前で売っているかもしれません。
爪を丈夫に健康にする内部ケア
食生活改善、サプリメント活用による栄養不足解消
コラーゲン・タンパク質・アミノ酸
コラーゲンが、爪の水分と油分を保ち、爪に弾力性と丈夫さを与えるという話はしましたが、コラーゲンはそもそも、アミノ酸が組み合わさって出来ています。
爪を構成するケラチンはタンパク質の一種と言いましたが、そのタンパク質もアミノ酸が組み合わさって出来ています。
コラーゲンや、タンパク質を含む食品(肉など)や飲料を摂ると、胃や腸で分解されて、そもそもの構成要素であるアミノ酸に戻ります。そのアミノ酸が再合成されて、コラーゲンやタンパク質になるのです。
<コラーゲン>
コラーゲン自体を食べても、消化されて、アミノ酸に分解されてしまいます。そのアミノ酸からコラーゲンに再構築されるかは、未だわかっていないというか、保証がないため、コラーゲンを食べたりサプリで摂取することにどれだけの効果があるかはわかっていないそうです。
今流行りの「コラーゲンペプチド」は吸収されやすいように低分子という、より小さい形になっているのですが、それもまたアミノ酸に分解されます。が、一部、そのまま吸収されて、コラーゲンとして利用される可能性もあると。実際、コラーゲンペプチドを摂ることで関節の状態が改善したという研究結果もあるそうです。なので、ただただコラーゲンをとるよりも、コラーゲンペプチドをとる方が効果はありそうです。
<アミノ酸>
そもそも分解されちゃうなら、コラーゲンよりもアミノ酸自体を摂取した方が効率が良さそうです。アミノ酸には、必須アミノ酸と非必須アミノ酸があって、バランスよくとることが大事だそうです。コラーゲンだけをとると、コラーゲンを構成するアミノ酸ばかりが増えてしまい、その偏りによる不具合も出てくる可能性がありますので、そういう意味でもアミノ酸も併せてとることをオススメします。
アミノ酸は、タンパク質、及びケラチンの構成要素でもありますし。
タンパク質を摂ると、アミノ酸に分解されて、それがケラチンに合成されるんですが、ケラチンを構成するアミノ酸は、18種類もあるそうです。
主要なのが3つ。
シスチン(15%)、グルタミン酸(14%)、ロイシン(10%)
他15種類はこれら。
アルギニン酸・セリン・アスパラギン酸・スレオニン・メチオニン・トリプトファン・プロリン・グリシン・チロシン・バリン・アラニン・フェニルアラニン・リジン・ヒスチジン・ヒドロキシプロリン
アミノ酸て、すごいたくさん種類があるんですね。びっくり。恥ずかしながら、アミノ酸だと知っていたのは、グルタミン酸くらいです。これら、栄養ドリンクとかスポーツ飲料によく含まれていますね。疲労回復に必要なものと思っていましたが、爪にも必要なんですね。
主要な3つのアミノ酸それぞれが多く含まれる食材は以下の通りです。
シスチン:穀類、豆類、魚類、肉類
グルタミン酸:魚介類、昆布、椎茸、小麦、豆類、チーズ、ごま、緑茶、トマト
ロイシン*:牛肉、レバー、鯵(アジ)、鮭、ほうれん草、乳製品、大豆製品
*ロイシンは、摂りすぎると免疫が低下する原因になるので、摂りすぎず不足しすぎずで量を加減しましょう。
シスチンは、含硫アミノ酸といい、硫黄が含まれています。硫黄は爪に12%前後含まれている必須成分です。(この硫黄の含有率が、皮膚と髪の毛と爪の硬さを分けています)
ケラチンに含まれる割合はそう多くないけど、不足するとケラチンが作られないと言われているらしいのが「メチオニン」だそうです。メチオニンが含まれる食材も紹介しておきます。
メチオニン:鰹節、しらす干し、クロマグロ、キハダマグロ、他魚類全般、豚由来ゼラチン、小麦たん白、小麦胚芽、大豆たん白、凍り豆腐、乾燥湯葉、きな粉、乾燥ゴマ、カゼイン、脱脂粉乳、チェダーチーズ、プロセスチーズ、脱脂粉乳
<ビタミン類>
水溶性ビタミンは、水に溶け出し、熱によって破壊されるので、食材は水にさらし過ぎず加熱しすぎない。
脂溶性ビタミンは、油と一緒に摂ると吸収されやすいが、脂肪に蓄積されるので、摂りすぎないように。
ビタミンA:脂溶性。ケラチン生成に欠かせない栄養素。爪を硬く丈夫にする。
ただし、過剰摂取すると皮膚乾燥を起こすので逆効果。その他、頭痛、無気力、吐き気、関節痛、などを起こすので摂りすぎには要注意。
また、妊婦が摂取しすぎると、胎児の奇形など先天性異常を起こす可能性があるとのこと。自己判断でサプリメントを摂ったりせず、お医者さんに相談してからにしましょう。
鶏レバー、カボチャ、にんじん、ほうれん草
ビタミンB2:水溶性。新陳代謝を活発にする。爪の再生に欠かせない。
豚レバー、牛レバー、鶏レバー、うなぎ、卵、大豆製品、乳製品、りんご、パパイヤ
ビタミンB6:水溶性。ビタミンB群の中でも特に、タンパク質のアミノ酸への分解を促進する。
通常食事で摂取する場合には問題ないが、サプリメントで多量に長期間摂取し続けると、皮膚病変、光過敏症、手足のしびれや痛み、神経障害、骨の疼痛、消化器障害、腎臓結石などを引き起こす可能性があるので注意。
唐辛子、玄米、にんにく、バジル、こんにゃく、かぶ、マグロ、豚肉、カツオ、鮭、蕎麦、ケール
ビタミンE:脂溶性。爪に潤い、艶、弾力を与える。
過剰摂取で、頭痛、疲労、吐き気などを催す。
たらこ、アーモンド、ひまわり油、サフラワー油、カボチャ、アーモンド
その他摂ったほうがいいビタミンB群:ビタミンB1、ビタミンB12、ナイアシン(ビタミンB3)、ビオチン(ビタミンH、ビタミンB7)
ナイアシンは過剰摂取すると、ナイアシンフラッシュと言われる顔の紅潮、皮膚のかゆみを引き起こすので注意。
レバー、納豆、卵、乳製品
<ミネラル>
鉄:赤血球の素となり爪母細胞への栄養素や酸素運搬の助けになる。また、不足すると爪が薄くなったりスプーンのように爪が反り返ってしまう。
レバー、ひじき、あさり、大豆製品、小松菜、きくらげ
亜鉛:爪の新陳代謝を活発にする。また、アミノ酸からケラチンを作る際に使われる。
牡蠣(魚介類)、卵、カボチャ、など
【生活の質の改善】睡眠不足解消/ストレス解消/血行不良解消
<ストレス>
ストレスの影響は以下の通りです。
- 血行不良
- 睡眠障害
- 自律神経の働きが乱れる
<睡眠不足>
睡眠不足による身体への影響は以下の通り。
- 自律神経の働きが乱れる
- 成長ホルモンが分泌されない
- 新陳代謝が悪くなる
<血行不良>
血行不良の影響は以下の通りです。
- 爪へ届くはずの栄養が届かない
- 新陳代謝が悪くなる
- 睡眠障害
自律神経・ホルモンバランス・新陳代謝の乱れが爪を不健康にする
自律神経の働きの乱れは、ホルモンバランスの乱れにつながります。ホルモンバランスが乱れると、コラーゲンの生成・保持にも影響が出て、睡眠の質が悪いと、成長ホルモンの分泌にも支障が出ます。睡眠時には本来、成長ホルモンを使った新陳代謝により、新しい細胞への入れ替えや、細胞の修復が行われますが、それが行われにくくなり、爪も厚く丈夫にはなりにくいのです。
この3つは繋がっていて、相互に関係し合っているんですね。
強いストレスは、自律神経の働きを乱れさせます。自律神経の働きが乱れると、ストレスを解消・緩和するための「副交感神経」が優位になることができず、常に「交感神経」が働きます。
交感神経が優位に立った興奮状態では、消化吸収能力が低下する上、血管を収縮させて血流不足になるので、きちんと食事をとっていても爪に必要な栄養素が届かず、新陳代謝がうまく行われなくなり、爪の生成に支障が出ます。
自律神経が乱れると、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスが崩れ、コラーゲン生成に影響を及ぼし、爪の潤いを減らし、層と層のつがなりを弱くします。
ストレスは、それまで順調に回っていた身体のサイクルを狂わせ、末端の爪に影響を及ぼします。
爪が体の不調・異常を伝えてくれている、とも言えますね。
私の爪が、折れ曲がって、気づくとちぎれているくらいに脆かった頃、私は不眠症で、なかなか寝付けないし、寝付けるようになったかと思っても途中何度も起きるし、最終的には薬を飲んでも寝られないくらいに最悪に睡眠の足りていない状態でした。
眠り始めの90分〜3時間くらいの間のふか〜〜〜い眠りの時に、成長ホルモンが分泌されて細胞の更新が行われるということですが、なかなか寝付けないし、眠りが浅くて寝てもすぐ起きるしで、爪の生成なんて、末端の末端みたいな部分は、後回しにされていたんでしょうね。
今は寝つきは良くなったけど、中途覚醒や早朝覚醒は治らず、寝て起きても疲れが取れていないと思うことの方が多いので、まだ爪に届く栄養状態や新陳代謝は改善しきれていないということなのでしょうね。
前向きに考えると、心身のために改善すべきところがたくさんあるよ、ということを教えてくれているんですね。
爪の凸凹をなくして丈夫で健康にする外部ケア
爪を健康にするには、内部からだけでなく、外部からのアプローチも必要です。
爪ケアの手順
せっかく爪のお手入れをしていても、正しくやらないとなかなか効果は得られません。オススメする基本的な手入れの順番を紹介します。
STEP.1 洗剤をよく泡だてて洗う
STEP.2 浸透型美容液・補修液(セラム)で爪の脆さ改善
STEP.3 保湿剤で水分・油分をプラス
(STEP.4 補強剤でコートして刺激から守る)
爪を強くするためには、上にコーティングして刺激から守るだけではなく、爪に足りない成分を補充したり、保湿してあげることが大事です。
また、言わずもがなですが、まずは表面についた汚れを落としてあげないと、成分が浸透しなかったり 細菌の繁殖の場を提供するだけになってしまって逆効果になってしまいます。顔やボディの乾燥ケアも、お風呂や洗顔の後にやりますよね。
コーティングについてですが、STEP2として紹介する浸透型美容液・補修液のほとんどが、継続して毎日塗ることで補修効果を得られるような商品です。STEP4をやってしまうとSTEP2を毎日塗り続けることとができなくなります。補修を重点的にやりたいのであれば、STEP3で止めておくことをお勧めします。
爪がそこまで弱っていない方は、STEP2は飛ばして、STEP3とSTEP4だけでも効果があります。別のブログでですが、STEP4だけを塗り続けて爪が強くなり伸ばせるようになったという記事がありました。
STEP2、STEP3の後にSTEP4を塗って1週間放置し、オフしたらまたSTEP2に戻ってそれを繰り返す、というやり方でもいいかもしれません。STEP1が毎回必須なのは言わずもがなです。
ではそれぞれのSTEPごとにおすすめのケア商品を紹介します。
爪を強くする!おすすめケア商品
STEP.2 浸透型美容液・補修液(セラム)
よく出てくる成分とよく分からない成分について少し説明しておきます。
- ジメチルスルホン:有機硫黄。爪の構成要素。
- ヒドロキシプロピルキトサン:他成分の浸透性を高める
- スギナエキス:有機ケイ素を含む。爪の構成要素。
- エチルヘキシルグリセリン:抗菌保存剤
- ペンチレングリコール:保湿・抗菌保存剤
- ピロクトンオラミン:抗菌保存剤
- フェノキシエタノール:防腐保存剤
- エトキシジグリコール:経皮吸収促進剤
- カプリル酸グリセリル:皮膚・爪を柔らかくするエモリエント剤
- ヒドロキシプロピルメチルセルロース:コーティング剤、角膜保護剤や潤滑剤
- テトラヘキシルデカン酸アスコルビル:経皮吸収促進されたビタミン剤
- トコフェロール:ビタミンE。爪に潤いと柔軟性を与える
- パンテノール:プロビタミンB5。組織修復促進
- アルガニアスピノサ核油:アルガンオイル
- 水溶性プロテオグリカン:コラーゲンを増やす作用
- エルゴチオネイン:アミノ酸の一種。抗酸化作用、抗炎症作用
- アルギニン:アミノ酸の一種。
- トレオニン:必須アミノ酸の一種。
- プロリン:コラーゲンの成分
ツメリッチリペア(TSUMERICH REPAIR)
2018年11月に販売終了となるようです。
【希望小売価格】¥2851〜¥3564/公式HPからのみ購入可能
【容量】2ml
【販売元/原産国】《北の快適工房》日本
【成分】 水、エタノール、ジメチルスルホン、BG、ヒドロキシプロピルキトサン、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解ケラチン(羊毛)、アーモンド油、ホホバ種子油、シア脂、トコフェロール、アルガニアスピノサ核油、アボカド油、酸化亜鉛、スギナエキス、エチルヘキシルグリセリン、ペンチレングリコール、フェノキシエタノール
【特徴】水溶性/スティック筆ペンタイプ
【使い方】1日2回、就寝前と日中に塗布する。
これのいいところは、補修と保湿の両方をカバーしているところと、筆ペンタイプなので化粧ポーチに入れて持ち歩くのにも支障がないし、爪にも爪の間にも塗りやすいところですね。
Dr.Nail DEEP SERUM / Dr.Nail DEEP SERUM FT(for FOOT)
【希望小売価格】
3.3ml:-(Amazon¥1,950)、6.6ml:¥3,693〜4,104(Amazon¥2,869)
FT3.3ml:-(/Amazon¥2,230)、FT6.6ml¥3,693〜4,104(/Amazon¥3,969)
【容量】3.3ml , 6.6ml
【販売元/原産国】《興和》イタリア
【成分】水、エタノール、ジメチルスルホン、PG、ヒドロキシプロピルキトサン、スギナエキス、エトキシジグリコール
(for footのみ抗菌保存剤として次も含む:ピロクトンオラミン、フェノキシエタノール、エチルヘキシルグリセリン)
【特徴】水溶性/ガラス瓶(ハケ)タイプ
【使い方】1日1回、就寝前に塗布する。
ガラス瓶に入った普通のマニキュアみたいな感じです。倒してしまってほとんどがこぼれて使えなかったというレビューがありました。倒れやすい瓶なのかもしれないので、使う際には注意してください。
ハケの持ち手部分は長めなので、普通のマニキュアよりは塗りやすいと思います。
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美爪の休日
【希望小売価格】¥1,620(-)
【容量】2.5ml
【製造販売元/原産国】《ドリーム》日本
【成分】アクリル酸アルキルコポリマー、水、ベンジルアルコール、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、PG、シメチコン、ヤシ油脂肪酸PEG7グリセリル、カプリル酸グリセリル、ケラチン、フェノキシエタノール、香料、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、アンモニア水、赤226、黄205、青404
【特徴】スティック筆ペンタイプ/選べるカラー7種類/ぬるま湯でオフできる
【使い方】ネイルがわりに塗布する。
この製品のいいところは、筆ペンタイプで、持ち運びに便利で塗りやすいところですね。
赤青黄の色素が使われているのが気になりますが、赤色226号と橙色205号は「外用医薬品、医薬部外品及び化粧品に使用できるもの」、青色404号は「粘膜以外に使用される外用医薬品、医薬部外品及び化粧品に使用できるもの」であり、一応使用が認められた色素なので大丈夫そうです。
アクリル酸アルキルコポリマー、シメチコン、(スチレン/アクリレーツ)コポリマーといった合成ポリマーが使われていますが、マニキュアのように爪に張り付かせるためと思われます。オールインワンゲルなどに使われると、この合成ポリマーが肌に蓋をしてしまうのでよくないとされていますが、この製品は爪にのみ塗るので、その部分はあまり心配しなくて大丈夫かと思います。
色が7種類もあって(1種類は透明)ネイルを楽しむ感覚で使えるのもいいですね。
ネイル リペアセラム
【容量】4ml
【製造販売元/原産国】《佐藤製薬》日本
【成分】エタノール、水、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、パンテノール、ケラチン、ノイバラ果実エキス、水溶性プロテオグリカン、加水分解コラーゲン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、BG、フェノキシエタノール、トコフェロール
【特徴】ガラス瓶(ハケ)タイプ/塗ってすぐ手洗いするなど水に濡れても塗り直しの必要なし。
【使い方】1日1回、塗布する。(爪周りの皮膚と爪の裏側(ハイポキニウム)にも塗る)
こちらの商品は、見た目はただのクリアタイプのネイルのような感じです。筆の柄の部分が短めなので、筆ペンタイプよりは若干塗りにくいかもしれません。
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【製造販売元/原産国】《ウカ》日本
【成分】ティーツリー葉油、ビタミンE、アルギニン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、 オリーブつぼみエキス、スギナ葉エキス、エルゴチオネイン、ビタミンC
【特徴】ガラス瓶(ハケ)タイプ
【使い方】たっぷり塗布する。(爪周りの皮膚にも塗る)
>> ちょっと高いですがこんなものも。香りが人気。(ウカ ネイルオイル)
ネイルネイル モイストリペアセラム
【希望小売価格】¥972(-)
【容量】11ml
【製造販売元/原産国】《BCL》日本
【成分】水、エタノール、グリセリン、BG、イノンド種子エキス、加水分解ローヤルゼリーエキス、PCA、PCA-Na、アラニン、アルギニン、キハダ樹皮エキス、グリシン、コメエキス、スギナエキス、セリン、トコフェロール、トレオニン、パンテノール、プロリン、ローズマリー葉エキス、加水分解ケラチン、加水分解シルク、乳酸Na、PPG-9ジグリセリル、アスパラギン酸、イソロイシン、カルボマー、クエン酸、クエン酸Na、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシプロピルキトサン、フェニルアラニン、ペンテト酸5Na、メントール、TEA
【特徴】チューブノズルタイプ
【使い方】たっぷり塗布する。(爪周りの皮膚にも塗る)
>> ネイルネイル モイストリペアセラムをAmazonで見てみる
>> ネイルネイル オイルジェルトリートメントなんてものもありました。
STEP.3 保湿剤
Dr.Nail デイケアオイル
【希望小売価格】¥2376/2個入り(Amazon¥1,080)
【容量】6ml
【製造販売元/原産国】《興和》イタリア
【成分】スクワラン、アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)、トコフェロール、サフラワー油、アボカド油、ホホバ種子油、ノバラ油*、オタネニンジン根エキス、ビワ葉エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、香料
*天然由来香料
【特徴】グロスチップタイプ/ローズの香り
【使い方】1日3〜5回、塗布し指の腹でクルクル刷り込む。(爪周りの皮膚にも塗る)
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O.P.I プロスパ ネイル&キューティクルオイル
【希望小売価格】¥2,052 / ¥3,456 / ¥5,832
【容量】8.6ml / 14.8ml / 28ml
【製造販売元/原産国】《OPI》アメリカ
【成分】アボガド油・パルミチン酸エチルヘキシル・ぶどう種子油・ヒマワリ種子油・パルミチン酸イソプロピル・ゴマ油・レシチン・トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル・エタノール・パルミチン酸アスコルビル・ステアリン酸グリセリル・オレイン酸・ククイナッツ油・香料・BHT・メチルパラベン・トコフェロール・トコトリエノール
【特徴】ガラス瓶(ハケ)タイプ
【使い方】塗った後に指の腹でクルクル刷り込む。(爪周りの皮膚にも塗る)
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アボプレックスキューティクルオイルトゥゴー
【希望小売価格】¥2,160(Amazon¥1,220)
【容量】7.5ml
【製造販売元/原産国】《OPI》アメリカ
【成分】アボガド油・パルミチン酸エチルヘキシル・ぶどう種子油・ヒマワリ種子油・パルミチン酸イソプロピル・ゴマ油・シリカ・レシチン・トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル・エタノール・パルミチン酸アスコルビル・ステアリン酸グリセリル・オレイン酸・ククイナッツ油・香料・BHT・メチルパラベン・トコフェロール・トコトリエノール
【特徴】ジェル状/スティックタイプ
【使い方】塗った後に指の腹でクルクル刷り込む。(爪周りの皮膚にも塗る)
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生の椿油
【希望小売価格】¥1,540(Amazon¥1,463)
【容量】2.5ml
【製造販売元/原産国】《ジャポネイラ》日本
【成分】椿油、ローズ精油
【特徴】スティック筆ペンタイプ
【使い方】塗った後に指の腹でクルクル刷り込む。(爪周りの皮膚にも塗る)
STEP.4 補強剤(ハードナー)
ネイルエンビー ネイルストレングスナー
【希望小売価格】¥4,212(Amazon¥1,680)
【容量】15ml
【製造販売元/原産国】《OPI》アメリカ
【成分】変性アルコール、酢酸エチル、酢酸ブチル、ヘプタン、ニトロセルロース、(トシルアミド/エポキシ)樹脂、イソプロパノール、ポリビニルブチラール、トリフェニルリン酸、ジイソ酪酸トリメチルペンタニル、カンフル、オキシベンゾン-1、アクリレーツコポリマー、パントテン酸Ca、加水分解コムギタンパク
【特徴】ガラス瓶(ハケ)タイプ
【使い方】マニキュアを塗る要領で一日ごとに塗布し、1週間後に除去する。
マヴァラ ネイルハードナー
【希望小売価格】-(楽天¥2,484+送料)
【容量】10mlx2
【製造販売元/原産国】《マヴァラ/エル・インターナショナル》スイス
【成分】
●ネイルハードナー1
酢酸ブチル、酢酸エチル、トルエン、ニトロセルロース、(トシルアミド/ホルムアルデヒド)樹脂、フタル酸ジブチル、イソプロパノール、ナイロン、カンフル、アクリル酸アルキルコポリマー、ステアラルコニウムヘクトライト、ジアセトンアルコール、オキシベンゾン-1.酸化チタン、アルキッド-1.クエン酸
●ネイルハードナー2
酢酸ブチル、酢酸エチル、ニトロセルロース、イソプロパノール、ケイ酸マグネシウム、トルエン、フタル酸ジブチル、(トシルアミド/ホルムアルデヒド)樹脂、ステアラルコニウムヘクトライト、カンフル、クエン酸、変性アルコール、酸化鉄、アルキッド-1
【特徴】ガラス瓶(ハケ)タイプ/2本で1セット
【使い方】マニキュアを塗る要領で、ベースコートを塗った後に1、2の順に塗布する。
丈夫で健康な美爪になるには、地道なケアが必要不可欠
実は、ちょうどこの記事を書いている最中に、爪が割れてしまいました。
職場で自分用の小さなゴミ箱を持って大きなゴミ箱まで中のゴミを捨てに行って席に戻ってきたら、左手の親指の角が割れて剥がれてしまっていたんです。
特に、ぶつけたということもなく、普通に捨てて普通にゴミ箱を持って帰ってきただけなんです。なんで???と、疑問しかないです。
でもって、家に帰ってきてみれば、親指だけじゃなく、同じ左手の人差し指の角も割れている・・・!!!!? なに?? なぜ????
右利きなので、左手ってあまり使わないんですよね。
親指を酷使したかと思い返すと、強いて言えば、iPhoneの裏につけているバンカーリングを畳んだ状態から指を入れるために起こす際、親指の爪や人差し指の爪を引っ掛けることが多かったんです。あとは特に、思い当たることがありません。
他に爪を使ったかなっていうと、タッパーのパッキンを外すくらいですかね・・・・それすら、右利きなので、基本は右でやっていて、右で取れない時にたまに左でやるくらい・・・・。
そんなことで、割れるほどの負担になるんでしょうか・・・?
それだけ爪が脆くなっていたのだ、とすると、脆くなった原因は?
考えられるのは、水仕事(しかも40度以上の温水で)のしすぎ、爪の伸ばしすぎ、睡眠不足、ストレスからくる栄養不足、ストレスと睡眠不足からくる自律神経の狂い、ストレスと睡眠不足と自律神経失調からくるホルモン分泌不足・・・・・
・・・・・ストレス!!!!! なんでしょうかね。笑
少なくとも睡眠不足は良くないですね。
ストレス、ストレス、・・・心の栄養不足。これは思い当たりますね。
私の爪が不健康な理由は、
- 睡眠不足
- 栄養不足
- 乾燥
- 爪が伸びすぎ
そしてそれらの原因は、ストレスと、素手で水仕事のしすぎ。ということかと。
水仕事の時は手袋を
水仕事をするときは手袋をする。これは絶対にやるべきですね。爪だけでなくて、爪の周りの皮膚や手自体の乾燥度合いが全然違います。「面倒・・・」なんて思わず、実践しなきゃですね。反省です。
ストレスはこまめに発散し、気分転換
精神的ストレスケアについては、友人に話したり書き出して愚痴をすべて吐き出す、友人と楽しい時間を過ごす、楽しいことをする、やりたいことをやる、笑う・・・
特に、最近実感することとしては、普段と違うことをして普段行かないところに行き普段接しない人と接することは、ブランクが長いと大きなストレスになる可能性もあるのですが、頻繁に適度の刺激を受ければ、程よいストレスとして、むしろ薬になるのかなと。
心臓や脳もそうですが、いつも同じで平坦で小さなストレスだけだと、機能が鈍ったり、反応が弱くなったりするんです。脈拍、心拍がやたらとゆっくりになったり、血圧が低くなったり、白血球の数が異常になったり。ある程度は、刺激してあげないと、それはそれで身体も心も衰えさせるのかなと思います。
爪には、身体や心の健康状態が反映されます。
爪のためにも、イキイキ元気で過ごしましょう。