敏感肌向け日焼け止めなのにクレンジング不要?石鹸で落とせるプチプラ品

紫外線対策はしなきゃと思うけど、日焼け止めは塗りたくない!っていう人向けに、クレンジングいらずの石鹸で落とせる肌に優しいプチプラ日焼け止めを案内します!

曇りでも晴れでも雨でも降り注ぐ紫外線

晴れといえば紫外線、日焼け止め。と思う人は多いと思うんですけど、

でも、曇りでも意外と紫外線は多いんですよね。

意外、とは言っても、曇りの時の紫外線量の多さはもう一般的な知識と言っていいくらいに広く知られているかと思います。

気象庁によると、天候別の紫外線量は以下のとおりだそうです。

薄曇りの時は快晴時の80−90%、

曇りの時は快晴時の60%、

雨の時は快晴時の30%

雨の日に30%もあるのは驚きですね。

曇りの時の方が、晴れの時よりも紫外線量が少ないのが当たり前・・・かと思えば、

それは絶対ではなく、

雲間から太陽が覗いて光が地上に降り注ぐような状況では、

日光が雲によって散乱し、雲を通して伝わってくる光にその散乱光がプラスして、晴れの時よりも紫外線量が多くなる場合もあるようです。

曇り怖いですね!

日差しが和らいでいるからと言って、安心はできないんですね。

晴れの場合でも、建物に反射して光が横からくる場合がありますよね。

そうなると、建物の中にいても、屋根や日傘の下にいても、紫外線対策は必要になってきます。

全方位からの日差し、紫外線に対応するには、日焼け止めを塗ることは避けられないということですね。




季節も関係なく一年中紫外線対策は必要!

イメージ的に、夏は紫外線がすごくて、冬はそうでもない。って思っている人が多いんじゃないかと思います。

実際はどうかというと、↓

データ元:有害紫外線モニタリングネットワーク

やはり夏の紫外線が多いのは間違い無いのですね。雨の多い6月はやや下がりますが、それでも前後の5月、8月よりも紫外線量は多いです。

意外にも、8月はあまり紫外線量が多く無いんですね。

7月から比べると一気に下がります。8月はまだまだ気温は高く、夏本番、と言う印象もあるかと思いますが、暦の上では8月7日が「立秋」で、8月=秋と言うことになります。イメージ的にはまだ夏ですが、紫外線量は「秋」に入ったということを数値的に表していますね。

夏に比べると劣りますが、春、秋、冬も十分紫外線は降り注いでいますね。

日差しの穏やかイメージのある冬の場合、「雪焼け」というぐらいで雪がレフ板のような役割を果たして、反射光で夏以上に焼けてしまうこともあります。冬も気は抜けません!

というわけで、一年中季節関係なく、紫外線対策、つまり日焼け止めが必要ということがわかっていただけたんじゃないかと思います。




紫外線の種類

出典:環境庁

紫外線と一口に言っても、もうご存知の方も多いかもしれませんが、種類があります。

  • UV-A
  • UV-B
  • UV-C

主に上の通り、三つに分けられます。

UV-A:しわ、たるみ、日焼け(サンタン)の原因

UV-Aは、紫外線の中では一番エネルギーが少ないが、長波長寄りなので皮膚の中の方まで届いてしまいます*。オゾン層通過から地表に届くまで、減衰することなくほぼ100%に近い量が降り注ぐというのも、このUV-Aの特徴です。

(*夕日やレーザー光線の赤い光は、目に見える光の中では最も「長波長」のため、刺すように遠くまで届きます。それより長い遠赤外線は、体の中まであっためるというくらい、障壁を越えても届く光ですね。)

すぐには影響は出ないが、皮膚へのダメージが蓄積して、後で影響が現れるのも、UV-Aの特徴です。

皮膚の奥の方(真皮)に届いて、細胞にじわじわ影響し、コラーゲンやエラスチン線維を傷つけるので、その部分の皮膚が凹み、潤いはなくなり、シワやたるみに発展してしまいます。

また、炎症のない日焼け(サンタン)の原因にもなります。皮膚の奥に届くということは、皮膚の表面(表皮)も通過していますから、当然影響を及ぼすんですね。

UV-B:炎症、やけど、シミ、そばかす、皮膚ガン

一方UV-Bは、UV-Aよりは浅いところ、表皮までしか届きません。

表皮にある細胞膜、DNAを破壊し、炎症ややけどを引き起こし、メラニン色素を増加させて、シミやソバカスを作る原因となります。

ヒリヒリするような炎症を起こすタイプの日焼け(サンバーン)も、このUV-Bの仕業です。

UV-Bは実は、地表に届くのはUV-Aの1〜2%くらいの量でしかありません。全紫外線量に占める割合で言うと、10%にも満たないと言われています。

そんな少量でも日焼け、やけど、シミ、ソバカスを作り出す UV-Bは、とても強力な光ということになります。一説では、UV-Aの600〜1000倍の有害性があると言われるようです。量が少ないからと言って、侮ってはいけませんね。

データ元:有害紫外線モニタリングネットワーク

UV-C:皮膚ガン

オゾン層でほとんどが阻まれ、大気中でも減衰し、地上にはほとんど届くことはないですが、一部オゾンホールができている場合には地表に届く場合もありますので、必ずしも気にしなくていいとは言えません。

強い殺菌作用があり、菌やウィルスを抑制する目的で、医療・介護、食品、教育・保育など様々な業界で導入されているようです。生体に対する破壊力は最も強いと言われています。

生体への破壊力から、皮膚ガン発症の原因になるとされています。




季節的な紫外線の質の変化


もう一度グラフを見てみると、夏場は相対的にUV-Bが多く、冬場はUV-Aが多いと言えるようです。

UV-Bはサンバーンと言われるヒリヒリ、赤み、水ぶくれを伴うタイプの日焼けの原因になります。夏場に肌を出して屋外にいると、そのような日焼けをしてしまうのは納得ですね。

UV-Aは、サンタンと言われる痛みを伴わない日焼けを引き起こし、シミやソバカスにつながります。秋冬は紫外線対策は要らないだろうと思って日焼け止めを塗らないでいる人は、シミ・ソバカスのリスクがかなり高いということですね。

日焼け止めを塗らないとどうなるか

日焼け止めを塗らないで紫外線を浴び続けるとどうなるか、というと、

もうすでに上の紫外線の種類の説明の中にも出てきましたが、

もちろん日に焼けます。

そして、黒くなるか、ヒリヒリと赤く火傷したようになります。

そして、酷いと水ぶくれ、その後皮剥けに発展します。

そしてそして、たとえ日焼け(サンタン)しなくても、シミソバカスが出てきます・・・・・。

シミって、日に焼けてすぐ出るというより、何年か前の蓄積が浮き出てくるような話もあります。30代すぎたら、結構すぐにシミになりますけどね。

自分の場合、日焼け止めを塗るのをサボっていた踝(くるぶし)まわりに、ひと夏終わった途端にシミができていました。大きさ的にはそばかすくらいですけど、でもシミですよね。ニキビって呼ぶか吹き出物って呼ぶかの違いみたいなもんで、要はシミですよ。

で、シミができると、途端に老けて見えるんですよね・・・

というわけで、どんなに苦手でも、女性であれば、美白でいたい、若くありたいのであれば、日焼け止めは塗るべきです。必須です!

さて、今の日焼け止めってどんなものがあるのでしょうか?




日焼け止めの種類(効果)

SPF

SPFは、「Sun Protection Factor」の略で、UV-Bを遮断する効果の強さの指標です。

「UV-Bにどれだけ耐えられるか」を表します。

例えばSPF50の場合、通常の50倍の紫外線量を浴びないと、日焼けを起こさないということになります。

他のサイトで、「日焼けを起こすまでの時間を何倍に引き延ばせるか」を意味するという説明をしているものもありましたが、それは間違いのようです。

夏場、屋外フェスに行く、スポーツ観戦するなど、長時間太陽の下にいる場合で、水膨れや炎症を伴う日焼けを防ぎたい場合には、SPF値が高い日焼け止めを選ぶべきですね。

男性で「とにかく酷い日焼けは避けたい」「シミやソバカスは別に気にしていない」という場合、PA値はともかく、SPF値の高い(50など)日焼け止めを選べばいいと思います。

PA

「Protection Grade of UV-A」の略で、UV-Aに対するの防御力の程度を示す日本独特の指標です。

PPD(Persistatent Pigment Darkening)という海外で使われている対UV-A指標を元に作られた指標で、以下の通りに分類されます。

  • PA+=PPD値2以上4未満(効果がある)
  • PA++=PPD値4以上8未満(かなり効果がある)
  • PA+++=PPD値8以上16(12とも)未満(非常に効果がある)
  • PA++++=PPD値16(12とも)以上(極めて効果がある)

シミやソバカスを気にされている方は、PA値が高い日焼け止めを使うべきです。

秋冬に、なるべく肌への負担をかけず、軽めで、でも紫外線対策はしたい、という場合には、SPF値は30程度に抑えても、PA+++PA++++など、UV-Aへの防御力が高い日焼け止めを選ぶといいですね。

紫外線吸収剤タイプ

皮膚に塗った日焼け止め成分が紫外線を吸収することで、皮膚に紫外線が影響することを防ぎます。

合成化合物が多いです。

紫外線を吸収するたびに構造が破壊されるそうで、時間が経つとともに防御力が低下するという特徴があります。

また、破壊された時に生成されたものが、アレルギー症状や炎症を引き起こす可能性もあります。

効果はあるが、刺激が強いということのようです。

日本で、効果の強い日焼け止めには、この紫外線吸収剤が使われる傾向にあるようです。

紫外線散乱タイプ

物理的に紫外線を反射させ、皮膚に紫外線が届くのを防ぎます。

酸化チタンや酸化亜鉛といった鉱物由来の成分が含まれ、塗った時に白く見える(白浮きする)ものが多いそうです。

吸収剤タイプに比べると、肌への負担が少なくテクスチャーが固めで伸びにくいという特徴があるようです。

肌に優しいため、赤ちゃん用の日焼け止めは、紫外線散乱剤タイプがほとんどのようです。

MAMA BUTTERの日焼け止めは、肌に優しく、白浮きし、テクスチャーも固めなので、もろに散乱タイプの日焼け止めだと思います。




敏感肌に厳しい日焼け止めのネックなところ

さて、そんな女性にとって、否、現代の人類にとって必要な日焼け止めなんですが、

実は私は、

日焼け止めを塗るのがすごく嫌で嫌で仕方なかったんです。

何故かというと、

まず、

ベタベタする

わかります?暑いと汗かきますよね。そんな汗をかいてベタベタの肌に、さらに日焼け止めなんてものを重ねて、さらにベタベタにしなきゃいけないんですよ。

それが、不快で仕方がないと思っていました。

クレンジングを使っても落としきれない

次に、日焼け止めを塗ると皮膚にベッタリこびり付いて、クレンジングでも落としきれないことが嫌でした。

日焼け止めは、スプレータイプやジェルタイプ、水みたいになるタイプなど、今ではいろんなバリエーションが増えましたが、10~20年ほど前は、「分離しやすくて出す前によく振らなきゃいけなくて白浮きするタイプ」の日焼け止めばかりだったように思います。

で、そのタイプの日焼け止めは、塗った後、乾くと皮膚にぴったりと吸着され、

クレンジングを使っても、肌のキメ(隙間)に入り込んだものが落としきれず

ゴシゴシゴシゴシ指の腹で皮膚をこすって垢と一緒に無理やり落とすくらいやってもなお落としきれないくらいでした。

毎日塗った日のお風呂のたびにそんなことをしていたので、肌に負担がかかりすぎていて、それが非常に困りものでした。

日焼け止めを塗ると皮膚が乾燥する

同時に皮膚の水分・油分も奪い取っていて、クレンジングと皮膚の摩擦を繰り返すことで、日焼け止めを塗った部分の水分・油分も奪われこすることでシワも生じ、お肌の状態は最悪になっていました。

服につくと黄色く変色して、洗濯しても取れない

また、服につくと黄色くなるのも嫌でした。

襟ぐりの部分や、袖の部分ですね。

これは今でもあまり変わらないかと思いますが、日焼け止めって布に付くとなかなか落ちないんですよね。

こんな諸々があって、日焼け止めを遠ざけていました。

が、今は日焼け止めも進化しているようです。

次はいよいよ日焼け止めを紹介していきたいと思います。




クレンジング不要石鹸で落とせる日焼け止め

はいこれ。数年前から出始めましたが、本当に、クレンジングなしで落ちますね。

逆にでも、効果あるのかな?って疑問に思ってしまいます。

例えば、

orbisオルビス サンスクリーン(R)スーパー SPF50+ PA++++

50g 1620円(¥32.4/g)

自称「オルビス最強」だそうです。

特徴は、「汗、海水に強い」こと。マルチビリティ粉体SS(シリル化シリカ)という粉が入っているため、汗や海水に触れると、粉どうしがギュッと凝縮して膜を張るため、UVカット効果の低下を防げるそうです。

普通は、汗や海水で膜が崩れて流れていってしまいますから、これは驚きですね!

保湿成分も、ただのヒアルロン酸だけじゃなく「低分子」ってとこがポイント高い!

ただのヒアルロン酸だと、肌から取り込むには高分子すぎる(大きすぎる)ので、皮膚の上に乗せているだけになってしまいます。それが、低分子だと肌になじみやすいので、しっかり保湿してくれるんですよね。

*スーパーウォータープルーフ&サンドプルーフ
*保湿成分入り:ローズマリーエキス、低分子加水分解ヒアルロン酸
*紫外線ダメージブロック成分:オウバクエキス
*無香料、無着色、酸化しやすい油分フリー、界面活性剤フリー

こんなプチプラで、まさに「スーパー」日焼け止めなんじゃ!?

って思ったんですが・・・

orbis公式ページにあったレビューを見ますと、評価はそんなに良くなかったです。。。

<悪い評価まとめ>

意見をまとめると、以下のようです。

  • 重たくベタベタしたつけ心地
  • モロモロ、ポロポロとカスが出る
  • ファンデとの相性が悪くメイクが崩れる
  • 焼ける

もちろん、悪い意見だけではないのですが・・・

<中立の評価まとめ>

  • 伸びがいい
  • 白浮きはしない
  • 擦るとモロモロポロポロしたカスが出る
  • 保湿と言えるか・・・ベタつきが続く
  • テカる
  • 良くも悪くもいつまでも残ってる感じ
  • ボディソープだけでは落ちた気がしない
  • 顔に使えないからボディに使うが、そうするには量と値段が見合わない

悪い評価と同様なのが、「カスが出る」「ベタつく」という意見。

肌に馴染んでさらっとなる、という感じではなさそうです。

ウォータープルーフでは、どうしてもこの欠点は無くせないんでしょうか・・・。

それに、クレンジングがいるかもしれない、というのも、掲げてる広告とは違いますね。

顔と体で同じクレンジングを使えるのがベストだと思うんですが、この商品は化粧との相性が良くないみたいです。そして、ボディに使うには、量が少なくコスパが悪い

良い意見も見てみましょう。

<良い評価まとめ>

  • 塗りやすい
  • しっとりする
  • ベタつかない
  • さらっとして気持ちいい
  • 肌が荒れず優しい
  • 少し焼けたが許容範囲
  • 肌が擦れたり海水に浸かりっぱなしで、塗り直しがこまめにできなかったら少し焼けた

悪い評価のレビューとは違い「ベタつかない」「さらっとする」と言っています。

注目すべきは「MVPのプレゼントでもらった」とのコメント

上の画像でも、4つ中、3つのレビューは、自分で購入したのではなくorbisからプレゼントされています。他の良い評価のレビューもことごとく8〜9割はMVPプレゼントでもらったとのコメントがあります。

そこから類推できるのは、

  • orbis商品と相性がいい肌質・価値観を持つユーザである
  • MVPでいて特典を享受するために、高評価をつけている

というものかと思います。

要は、客観的な評価とは言い難い、ということ。

また、「肌が擦れたり海水に浸かりっぱなしだったりしたし、塗り直しもこまめにできなったので、ちょっと焼けました」という意見があるということですが、ORBIS側が謳っている効果を思い出しましょう。

  • 「スーパーウォータープルーフ」
  • 「海水によって膜を張るのでより強力」

でも実際は、こういった効果とはかけ離れた性質である、ということではないでしょうか?

もちろん100%はないでしょうが、誇大広告と言ってもいい気がします。

メイクが崩れやすいとのことですので、顔には使えない。

体に使うにしても量が少ないので、割高。

な上に、ベタベタしてそのままバッグを肩にかけて使うと不快。

というのであれば、

購入はやめておこうかなと、思わざるを得ません。

個人的オススメ度は1★です。




curelキュレル UVローション SPF50+ PA+++

50g 1500円(¥30/g)

敏感肌御用達のような、curel(キュレル)。

UVケア用品については、どうなのでしょうか。

*無香料・無着色・アルコールフリー(エチルアルコール無添加)
*紫外線吸収剤無配合
*セラミドケア成分入り(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)
*保湿成分入り(ユーカリエキス・アスナロエキス)
*消炎剤入り(グリチルリチン酸)

グリチルリチン酸ジカリウム*、水、BG、微粒子酸化Ti、イソノナン酸イソノニル、ジメチコン、アスナロエキス、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、DPG、C、ステアリン酸ソルビタン、水酸化Al、ステアリン酸POEソルビタン、ステアリン酸、パルミチン酸デキストリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ユーカリエキス、フェノキシエタノール、水酸化カリウム液(A)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ワセリン、ステアロイルメチルタウリンNa、アミノヒドロキシメチルプロパンジオール、PEG20000、カンテン末、エデト酸塩
*は「有効成分」 無表示は「その他の成分」

ちなみに、こういうコスメ系での「アルコールフリー」と言える「アルコール」というのは、「エタノール(エチルアルコール)」のことらしいです。

ただし「フェノキシエタノール」はこれには含まれない。フェノキシエタノールは、高級アルコールに含まれ、「エタノール」と付いてはいますが構造上はエタノールとは全く異なるものだそうです。

イメージとしては、「お肌に優しいからUVケアとしてはイマイチ」って感じです。

レビューを見ていきましょう。

<良い評価>

  • ベタつかない
  • キシキシしない
  • 石鹸で落ちる
  • 肌荒れもない
  • 一年中使える

だそうです。

ウォータープルーフでもないし、今時、キシキシしない日焼け止めはたくさんありますので、そう特別な感じはしません。

イマイチな意見も見てみましょう。

<中立な評価>

  • 紫外線吸収剤が含まれていないところがいい
  • 伸びがいい
  • しっとり潤う
  • 白浮きする

お肌に優しいし、伸びも良くてしっとりするけど、ワントーン白くなる

ということのようです。

<悪い評価>

  • 痒くなる
  • 湿疹が出る
  • 突っ張る
  • 化粧崩れする
  • 少しベタつく
  • 白浮きする

悪い評価の人たちはほとんどが、「痒くなる」「湿疹が出る」と言っています。

アレルギーテスト、敏感肌向けパッチテスト、ニキビ(コメド)チェックはしてあるとのことですが、これだけ多くの人がこの症状を訴えているのは、無視できませんね。

「敏感肌向け」商品ですが、諸刃の剣という感じがしますね。

サンプルで何度か試せればいいですが、購入はやめた方がいいかもしれませんね。

個人的オススメ度は2★★です。




NIVEAニベア SUN スーパーウォータージェル SPF50 PA+++

持ち歩き用80g / ポンプ140g(詰替用125g)約700-900円(¥6-9/g)

こちら、「SPF50 PA++++」という紫外線への高防御力を提示していますが、「ウォータージェル」の名の通り、塗ると水のように肌になじみ、「日焼け止めをつけている感」ゼロです。

「こんなんで効き目あるの??」

「すぐに落ちそう・・・」

・・・そう思ってしまいませんか!

ウォータージェルタイプの日焼け止めって、そこが不安材料なんですよね。

確かに、ウォーター「プルーフ」でないと、汗や水(手洗いなど)によって、日焼け止めが落ちてしまいがちです。

口コミを見てみると、

  • みずみずしい
  • ベタベタしない
  • 塗り心地がいい
  • さらっとする
  • キシキシしない
  • お風呂で落ちる
  • 白浮きしない
  • 白移りしない
  • ポンプなので使いやすい
  • 日焼け止め効果はイマイチ?焼けてるような
  • 落ちやすい

つけ心地はいいけど、持ちはイマイチ、そのせいか日焼け止め効果もイマイチ

ということのようです。

私も使っていますが、ポンプなので、ささっと塗れて水のようにさらっと馴染み、ひんやりして軽い付け心地でとても使い勝手・使い心地はいいです!

ただ、やはり、本当に効いてるかな?ってとこが疑問でした。

これをベースに塗って、その上にさらにこっくりとしたものを塗るのがいいかな〜と思っています。

塗り直すにしても、ポンプタイプを持ち歩くのはきついので、ポンプとキャップタイプ両方同じの買うの?ってとこも疑問だし。

個人的オススメ度は3★★★です。

あと、家の中で使うなら、オススメ度5★★★★★ですね。ポンプ最高。




最後は、ド定番のニベアです!

bioreビオレUV アクアリッチウォータリーエッセンス 50+ PA++++

50g 約650円(¥13/g)

この商品、人気ですよね。

やや黄色いジェルに最初はウッっと思うんですが、肌に伸ばすとさらっと馴染んで透明になる。さらっと感としっかりついてる感があって、すごくお気に入りで2年ほどこれをリピしていた気がします。

水、エタノール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、(メタクリル酸ラウリル/メタクリル酸Na)クロスポリマー、安息香酸アルキル(C12-15)、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ジメチコン、エチルヘキシルトリアゾン、ジメチルシリル化シリカ、DPG、キシリトール、パルミチン酸デキストリン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ポリシリコーン-9、ステアリン酸グリセリル、AMP、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、カンテン、イソセテス-20、アルキル(C30-45)メチコン、ポリビニルアルコール、オレフィン(C30-45)、水酸化Na、BG、PG、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリーエキス、オレンジ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、レモン果実エキス、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、BHT、香料

早速、レビューを見てみましょう。

<良い評価>

  • 潤う
  • 伸びがいい
  • 白浮きしない
  • ベタつかず、さらっとして軽い
  • 洗顔で落とせる
  • リニューアルして汗や水に強くなった

いい感じに思えますね。

しかも、さらっとしてるのに、汗や水に強くなったってのがまた嬉しい。

<中立の評価>

  • 使用感はよくサラサラ
  • 薄付きなのによく香る
  • 日焼け止め効果に不安
  • アルコール分が含まれている分、揮発性が高く化粧下地には向かない

原材料で水の次に2番目に多いのが「エタノール」なので、乾燥を感じる人もいるみたいです。化粧下地としては使えないと。

<悪い評価>

  • サラサラ
  • 付け心地がいい
  • 白浮きしない
  • 痒くなる
  • デキモノができる
  • リニューアルでサラサラしなくなった
  • 日焼け止めの役割は果たさない

痒くなる、デキモノができる、という声が結構ありました。

それも、エタノールが多いからだと思います。エタノールに過敏な人、アトピーの人、乾燥肌の人、肌荒れしている人は、使わない方がいいですね。

また、顔には使わない方がいいと思います。

もし使うとしたら、エタノールが平気な肌の人で、顔以外のボディに使うべきかと思います。

個人的オススメ度は3★★★ですね。

個人的評価は高かったんですが、レビュー調べるとそうでもない面も見えてきたので。




ロート製薬 スキンアクア トーンアップUVエッセンス SPF50+ PA++++

80g 740円(¥9/g)

*微細なストロボパール(光沢剤):合成金雲母、酸化チタン、酸化スズ
*保湿成分:ヒアルロン酸Na、ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルMg)
*ピュアニュアンスコンプレックス(?):クダモノトケイソウ果実エキス、プルーン分解物、イザヨイバラエキス
*紫外線防止成分:紫外線吸収剤
*サボンの香り
*スーパーウォータープルーフ
*防腐剤・鉱物油フリー
*弱酸性

期待の新人、2018年大注目のスキンアクア トーンアップ UV!

SNS映え・インスタ映えな見た目からかパケ買いも多そう!

バッグに入ってたら可愛いし、見るだけで気持ちが上がりそうですよね!

で、@cosmeでも1位ということですから、すごい良い日焼け止め出ちゃったんじゃないの!?って期待していました。

ところが、

レビューを見てみるとそうでもないかも。。。

まずは良いレビュー!

<良い評価>

  • 肌馴染みがいい
  • トーンアップする
  • ベタつかない
  • 香りがいい
  • 日焼け止め効果に疑問なし

特に問題なさそうな感じです。今までの効果に「トーンアップ」という肌の見た目を良くする効果をプラスした、魅力的な商品に思えます。

次のレビュー群を見てみると・・・

<中立の評価>

  • 外に出ると色白に見える(トーンアップする)
  • 細かなラメが要らない
  • 落ちやすい
  • 服に移る

落ちやすくて、服に移る、というのは嬉しい特徴じゃないですね。

いい評価の中の「ベタつかない」の逆を行くようになる気がしますね。

「落ちやすく服に移る=肌に定着しない」、「ベタつく=肌の表面に日焼け止めが定着せず拭いやすい状態で乗っている」ということですから、この日焼け止めは「ベタつく」ということになります。

ただし、肌に定着する前に服を着るからか、肌に定着しない製品なのか、まだ判断できません。

<色移りについての評価>

どうも、擦れに弱いようで、首回りなど、服に擦れる部分が色移りしてしまうようです。ラベンダー色を作るために色素を入れてますから、それが汗や皮脂で定着が緩んで色が移ってしまうということかと思います。

首回りや、腕の内側には使わない方が良さそうですね。

<悪い評価>

  • ラベンダー色が、肌に合わなかった
  • 乾燥が気になる
  • ニキビが出た
  • 痒くなって赤いデキモノができた
  • バッグにラメがついた

色味が肌に合わない、これは結構ありそうですね。

元がある程度色白でないと、よくないかもしれません。

あと、色白すぎる人が使うと、不健康なほど青白く見えてしまうかもしれません。

ニキビやデキモノができた、というのは、やはり肌の上に余計なものを塗るわけですから、皮膚や毛穴の状態が良くない場合、すぐにニキビやデキモノとして反応が出てしまうかもしれません。

パール(ラメ)が余計。要らない。という意見もあります。

華やかになりたくない人も中にはいますから、目立ちたくない、余計なものは入っていなくていい、という人には向かないでしょうね。

個人的オススメ度は2★★です。色移り嫌です。




個人的一押しおすすめ日焼け止め

そんな中、オススメなクレンジング不要の日焼け止めを紹介します。

  • ニベアサン スーパーウォータージェル 
  • ママバター UVケアクリーム アロマイン
  • 持ち歩き用(全身、特に焼けやすいところ):ニベアサン クリームケア

「一押し」と言っておきながら、「三推し」です。

ニベアサン スーパーウォータージェル(ポンプ式)SPF50+ PA+++

家用(全身まんべんなく)

まず、日に当たる可能性のある部分全部に、ポンプ式の「ニベアサン スーパーウォータージェル」を塗ります。

朝の時間のない時、洗濯物を干す・取り込む直前、ポンプ式なので、ささっと簡単に塗れます

面倒なので塗らなくていいかな、って思いも乗り越えさせてくれます。

5分もあればさらっとするので、その後服を着て、外出するのであれば、次を塗ります。

ママバター UVケアクリーム アロマイン SPF25 PA++

持ち歩き用(ボディ、焼けやすいところ)

何よりいいのは、定着力があること。

でも、石鹸で落ちてくれる。

シアバター入りで、こっくり固めのテクスチャです。

で、伸びはそこまで良くないですが、しっかり定着します。

手を洗うと落ちますが、そこは塗り直していただいて・・・。

で、塗ってすぐに程よくしっとり、程よくさらっとする。

やや白浮きします。それがちょっと・・・と思うけど、慣れればそんなに。

夏場に手が焼けて黒くなりがちですけど、それが色白っぽくなります。

ロート製薬スキンアクアの「トーンアップ」よりも、色移りを気にせずにトーンアップしてくれます。

気になるのは、日焼け止め力が弱いところですね。

なので、野球観戦とか、海水浴には向きません。

あくまで普段使い用ということで。

ニベアサン クリームケアUVクリーム SPF50+ PA++++

今日初めて出す日焼け止めです。

何がいいって、全くもって乾燥しないことです。キシキシ感ゼロ

初めてつけた時、感動しました。日焼け止めには思えない。

ペタペタしない。ベタつきはない。でも、クリームなんで、それをべたつきと思う人もいると思います。

さらっとはしません。しっとり、こっくり、保湿したなって感じです。

それが嫌な人もいるかもです。夏場嫌って人も。

でも、何より乾燥が嫌な私にはぴったりです。ただし、定着力は、あまりないかもです。

でも、落としにくくて肌に残りまくって荒れるのが嫌なので、ほどほどの定着力で、塗り直しが嫌じゃないものってのが私の理想なんです。なので現状これが一番いいですね。

というわけで、色々紹介してきましたが、

肌の状態は人それぞれで、合う合わないもあると思います。

でも、結構肌が敏感な方として意見を述べ、オススメも紹介させていただきました。

UVケア用品、日焼け止め選びの参考になれば幸いです。

降り注ぐ紫外線から身を守りましょう!

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