最強の食事本掲載バターコーヒーダイエット バター無しレシピ効果検証レポ

バターコーヒー飲んでますか?バター手に入れるの、高くて頻繁には買えなかったり、乳アレルギーだから飲めないよ〜って人、たくさんいると思います。そんなあなたに朗報。バターを使わなくても、それに準ずる効果を発揮する「バターコーヒー」が、代理食材を使うことで実現できちゃいます。

最強の食事本とは?

ここでいう「最強の食事」本とは、

『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』(デイヴ・アスプリー著)

のことです。

バターコーヒー、もしくはグラスフェッドバター(ギー)を主軸に、高脂質・中タンパク質・低糖質の食事をして、食生活と体内、脳と体のパフォーマンスを「最強」で「完全無欠」にしようという内容になっています。




バターコーヒーダイエットとは

バターコーヒーダイエット、と言っていますが、何もバターコーヒーを飲んでいれば痩せますよなんていう話ではありません。

バターコーヒーダイエットとは糖質制限ダイエット

朝ごはんはバターコーヒーにし、昼と夜は野菜と脂肪と多すぎない量のタンパク質にして、糖質をほとんど摂らないことで体脂肪の燃焼を促すダイエット法です。

脂肪は、太ると言われていますが、それは、糖質を制限していないからです。

朝一でしっかりご飯を食べる、もしくはブドウ糖を取ると、脳の働きが活性化する、なんて話もあってブドウ糖大事。みたいに思われている節がありますが、それは糖質に依存した体になっているとも言えます。

脂質は糖質の次にエネルギー源として使える栄養素です。

糖質を摂らなければ、脂質でまかなえるんです。

又、朝ごはんにバターコーヒーを摂ることで、空腹感やブドウ糖不足による爆食いを防ぎ、必要なエネルギー源や栄養素を補給することで頭や体の働きを鈍らせません。

効率的に糖質制限ダイエットを進められる方法です。

バターコーヒーダイエットとはファスティング(プチ断食)ダイエット

バターコーヒーダイエットは、ファスティング(断食)でもあります。

夕方早めにご飯を食べたら、あとはお昼まで食事を摂りません。(バターコーヒーで脂質は摂る)

15時間〜19時間の断食時間を作ることで、体の中の不要な細胞や細胞内物質の消費・入れ替えを促し、痩身できるとともに老廃物や無駄なものを溜め込まないキレイでスッキリした心身を手に入れることができる、というプチ断食ダイエットと同じ効果があります。

これも前述通り、朝に脂質を摂ることで爆食いを防げるため、効率的に進められます。




最強の食事本掲載のバターコーヒーレシピ・作り方

『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』に記載しているレシピを、完全無欠(最強)な順番に紹介します。

作り方は、記載の材料をブレンダーやハンドミキサーで混ぜるだけです。

完全無欠コーヒーの材料(レシピ)

材料 使用量
アップグレードコーヒー豆で淹れた熱々コーヒー* カップ1杯分
グラスフェッド無塩バター 大さじ1(微調整可能)
ブレイン・オクタン・オイル** 大さじ1(微調整可能)

*アップグレードコーヒーとは、著者のサイトで販売している、材料や作り方・保存方法にこだわった良質なコーヒーのことです。

**ブレイン・オクタン・オイルとは、MCTオイル(ココナッツオイル由来の中鎖脂肪酸)の中でも、「カプリル酸」だけで作ったMCTオイルのことで、著者のサイトで販売しています。

これ、材料を手に入れるのが手間&高い点と、朝の忙しい時にコーヒーを淹れる点で、結構ハードル高いんですよね。

あと、乳アレルギーだと、グラスフェッドバターが厳しいです。




バターコーヒーの基本材料(レシピ)

材料 使用量
良質の豆で淹れた熱々コーヒー カップ1杯分
良質の無塩バター* 大さじ1(微調整可能)
ココナッツオイル 大さじ1(微調整可能)

*良質の無塩バターとは、「AOC」「AOP」認証、JAS認証の、できたらグラスフェッドな乳牛から搾取した牛乳から作った無塩バターのことです。

どの材料も、「オーガニック」とか「JAS」とか「HACCP」とか「ISO22000」とか「USDA organic」とかの表記(マーク)があると安心です。

余計な添加物も使われていないものを選ぶよう推奨されています。

推奨というか、そうでなければ意味がない、くらいの感じです。

これもまた、乳アレルギーだと厳しいです。

ちなみに、著者のデイヴ・アスプリーさんは、乳アレルギーだけどグラスフェッドバターなら大丈夫だったと言っています。私はダメでした。1日くらいならいいし、量が少なければいいけど、毎日これらのレシピ通りに大さじ2を摂り続けると体の調子を崩しました。




ってことで、次がそのアレルギーの原因であるバターを使わないレシピです。↓

バター無しココナッツミルク「バターコーヒー」の材料(レシピ)

材料 使用量
良質の豆で淹れた熱々コーヒー カップ1杯分
ココナッツミルク* 大さじ4**
MCTオイル* 大さじ1〜2*
ココナッツオイル 大さじ1(微調整可能)

もしくは

材料 使用量
良質の豆で淹れた熱々コーヒー カップ1杯分
ココナッツミルクパウダー* 大さじ2弱**
MCTオイル* 大さじ1〜2
ココナッツオイル 大さじ1(微調整可能)

*無塩バターを入れない代わりに、ココナッツミルク+MCTオイルで代用しています。

**又、ココナッツミルク(液体)であれば大さじ4ですが、ココナッツミルクパウダーであれば大さじ2ほどになります。

ココナッツミルク「バターコーヒー」の実践効果検証レポ

さて、実際にこのバター無しバターコーヒーを作って飲んでみたので、その感想や効果などについてお話ししたいと思います。

ココナッツミルク「バターコーヒー」に使った材料

私が使った材料は、写真にある通りです。

材料 使用量
オーガニックインスタントコーヒー(Mount Hagen) スプーン1杯
お湯 カップ1杯分
ココナッツミルクパウダー 大さじ2
MCTオイル(仙台勝山館) 大さじ1
ココナッツオイル 大さじ1

いずれも、「オーガニック」とか「JAS」とか「HACCP」とか「ISO22000」とか「USDA organic」とかの表記(マーク)があると安心、というのはもうお伝えしました。

仙台勝山館のMCTオイルについてはそういう記述はないですね。でもバターコーヒーを飲んでいる日本人の中では一番の人気商品です。何より日本国内で販売していてすぐに買えること、比較的安価であること、本で勧められている「カプリル酸」(と、「カプリン酸」)で構成されているため効果も十分期待できるということで支持されているかと思います。




ココナッツミルク「バターコーヒー」の味

グラスフェッドバターを使ったバターコーヒーに慣れていると、ココナッツミルクの風味は違和感があり、最初口にした時は正直「ウッ」となりました。

上の部分にオイルが浮いてかなり濃厚でした。

飲む前に都度都度混ぜれば、全体が均一になっていい感じになるんだと思います。

なんでも最初は違和感だと思います。バターコーヒーも最初は少し抵抗がありますし、材料を少し変えると味も変わって、最初は「どうかな〜」と思っちゃいます。

ただそれは、結構すぐ慣れます。私は五、六口飲んだら慣れました。

ココナッツミルク「バターコーヒー」の食感

飲んだ感触というか、食感はどうかなんですが、結構ドロッとしてます。

液体にしてはドロドロモッタリめだな、って印象でした。

例えるなら飲むヨーグルトみたいな感じですね。

おそらくココナッツミルクの影響だと思います。

でもちょっと、缶入りの液体ココナッツミルクでもそんなドロッとなるかはよくわからないですね。

今回はパウダータイプを使ったので、その分とろみがついたのかな〜なんて思っていました。

とにかく、シャバシャバした液体よりも、どろっとした液体の方が、お腹にたまる感じがして、朝ごはんがわりにするにはよりいい感じですね。

ココナッツミルク「バターコーヒー」の腹持ちはどうか

腹持ちは、悪くなかったです。

バター有りバターコーヒーと比べても遜色ないかなと思いました。

朝このココナッツミルク「バターコーヒー」を1杯飲んで、11:30くらいまでは特にお腹が空く感じはなかったですね。

朝何時に1杯めを飲むかによるんですが、お昼食べるまでに2杯飲めばちょうどいい感じじゃないかな〜と思います。

バターコーヒーダイエットでは、お昼は夕食から15時間〜19時間後に食べるので、いつお昼食べるかを決めて、逆算で朝のコーヒーの時間も決めるといいですね。

ちなみにバターコーヒーは一日2杯までがいいようですよ。

又、午後14時までに飲み終わることが推奨されています。

っていうところからも、だいたい13時〜14時のお昼ご飯くらいまでに2杯飲むっていうと、まあ、ちょうどいいんじゃないかなって感じがしています。




ココナッツミルク「バターコーヒー」の注意点

注意点は、ココナッツミルクの選び方ですね。

缶か、パウダーか

まず、缶入りのココナッツミルクですが、一回に大さじ4しか使いません。

大さじ1が15mlですので、大さじ4だと60mlですね。

ココナッツミルク缶は、1缶400mlだそうなので、1日1杯だと約7日間で、1日2杯だと3日間+1杯で使い切る計算になります。

使い切るまでの間、缶の中に入れたまま保存するのは、私はちょっと抵抗があります。

口が閉じれないので、ラップすることになると思いますけど、輪ゴムで留めるとかしないと、ブカブカラップが浮いてきて、密閉性も何もないです。

果たして輪ゴムで留めようという人がどれだけいるか。あまりいないんじゃないかと思うんですよね。

又、缶も、開封してしまったら、錆びてきたり腐食が始まったりという心配があります。

となると、品質が保てないんじゃないかなと思うんですよね。

パウダーの方が、一回分だけ取り出せばよくて、残りはパウチでジップを閉じてしまえばある程度の密閉性が保てるので安心じゃないでしょうか。

パウダーの選び方

パウダータイプならなんでもいいかっていうと、そういうわけでもないです。

自分が買ったココナッツパウダーの原材料見てて、「あれ?」って思ったんですが、材料がココナッツだけじゃないんですよ。

しかも、「マルトデキストリン」「シクロデキストリン」て何??

これ、糖質らしいんです。

「デキストリン」って低分子の炭水化物だそうで、より消化がしやすくなった炭水化物なんですね。

ってそれ、脂質をエネルギー源にしようとしてるのを、邪魔しちゃうんじゃないの????




「マルトデキストリン」はGI値が150超えと、相当高いです。

摂ったら血糖値がガンと上がります。

どういうことやねんと。

なんのために入れてんねやと。

バターコーヒーダイエットでは、糖は必要ないんです。少なくとも日中は。

糖を抜くから、脂肪をエネルギー源にし、体脂肪を燃やせるんです。

それを、糖質摂ってどうすんねやと。

敵!!!!!敵です・・・・っ!!!!!!!!!

いやショック。

一方「シクロデキストリン」は「糖質の吸収を抑える」効果があるのは嬉しいのですが、同時に「脂質(飽和脂肪酸)の吸収も抑える」らしいです。

ダメじゃん。

バターコーヒーダイエット(完全無欠ダイエット)では、飽和脂肪酸はいい脂肪なんです。

しかも何度も言いますが、脂肪をエネルギー源にしたいんですよ。

効率よく脂肪を摂りたいんです。

それを抑えるなんて・・・・・

なんのためにバターコーヒー飲んでるやら。ってことですよね。




というわけで、皆さんは、くれぐれも「マルトデキストリン」「シクロデキストリン」は入っていないココナッツミルクパウダーを選びましょう。。。

結論

というわけで、バター無しココナッツミルク「バターコーヒー」は有効ではないかなと思います。

バターの風味が苦手、乳アレルギーだからバター無理。よりミルキーさが欲しい。

って人たちには、ココナッツミルクはかなりいいと思いますね。

ぜひぜひお試しください^^

材料は全部Amazonや楽天で買えますよ!

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