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<バレンタイン2018年のトレンド予想>
バレンタイン前後になると、各社各方面で、アンケート調査が行われます。
いくつか見ましたが、母数の多さと内容の細かさ、信頼性がありそう、という独断と偏見により、今回は製菓メーカーとして有名な株式会社明治が行った調査結果とそれによるトレンド予想を紹介します。
2018年バレンタインの傾向予想
- 告白より、美味しく可愛いチョコを選ぶ・作るためのイベントへシフト
- コスパより見栄え重視
- 本命チョコ用の予算はやや減少する一方、マイチョコ用の予算は増加
- マイチョコが増加する一方、義理チョコは減少
- 友チョコは10代でのみ盛ん。70%が友チョコ交換
- 健康志向か、高カカオチョコレートが人気
バレンタインは告白ではなく、美味しく見栄えのいいチョコ発掘&制作イベントに。
バレンタインにチョコをあげる予定の女性たちにバレンタインの醍醐味を聞くと、「告白すること」と答えたのは僅か3.8%しか おらず、「相手用においしいチョコを発見すること」(60.3%)がバレンタインのいちばんの醍醐味となっています [図5-3]。
明治の調査では、バレンタインの醍醐味は「美味しいチョコを発見すること」。
まあわかりますね。バレンタインチョコ売り場、いろんな美味しそうなチョコがたくさん集まってるんですよね!見てるとあれもこれもと、買いたくなります。
しかも、バレンタイン限定チョコってのが各ブランドから出ているので、今買わなきゃ!って気持ちになるんですよね。
自分で作る場合も、インスタで流行りのものを調べたりして、見てるだけでも楽しめますよね。
告白が少ないということは、彼氏にはあげるけど、好きな人にはあまりあげないんでしょうか。今時はもっと、さりげない感じが受けるんでしょうか。彼氏彼女の関係に、割と簡単になってしまう学生さんが多くて、付き合ってからあげるパターンもあるかもしれないですね。
いきなりあげても、ホワイトデーのお返し目当てとか、イベント性で本気に思われない可能性もあるみたいなので、本気なのであれば事前の関係性作りで「あれ、こいつ俺のこと好きなのかも・・・?」と思わせておくのが大事かもですね。
コスパより、見た目重視。SNS映え狙いか?
2018年のバレンタインでチョコをあげる予定の女性1,155人に、手作りチョコを作るとしたらどんなものを作りたいかと聞くと、「簡単 にできるもの」(48.7%)に次いで、「見栄えがいいもの」(35.9%)や「オシャレなもの」(27.0%)が重視されており、「コスパ がいいもの」(20.1%)より見た目が優先されています[図7-1]。
10代(18.6%)・20代(12.3%)の女性は、「SNS映え」も意識して手作りチョコに取り組むようです
「安上がりじゃなくてもいいので、簡単で見栄えが良くオシャレに見えるチョコ」づくりが人気の様子。
北村森のバレンタイン予測2018⑤
世の中は“脱・コスパ”時代へ。価格と品質のそこそこの兼ね合いよりも、満足度の高さを優先
(略)今は、 自分が納得できて、相手や周りの人にも共感してもらえることの方が重視されるようになり、“脱・コスパ”に志向が変わってきてい ると思います。(中略)コスパという基準を外しても価格は重要ですが、(中略)今回の調査では、手作りチョコは見栄えの良さやオシャレさが重視さ れていますが、見た目の良さのためにいたずらにお金をかけるなんてことはなく、シンプルな素材をどう生かして、見た目も良いものを 作るかということに、手作りチョコの満足感を求めているのだと思います。
「自分が納得できて、相手や周りの人にも共感してもらえることの方が重視されるようになり」という部分、わかりますね。
インスタやFacebookに写真をあげる理由の一つに、「それ、いいね!」って共感してもらいたい、っていう気持ち、私にもあります。中にはリア充自慢、「リア充だと思われたい」みたいなのもあるとは思いますが、共感してほしい、っていう承認欲求みたいな気持ちって、多分誰しも少しは持っていて、SNSだと、より広い世代、範囲にアピールできるので、共感してくれる人にエンカウントする確率が高くなるんですよね。
いいかどうかの基準が全部SNS基準になってしまうのって、ちょっと怖いというか寂しい感じもしますが、評価してもらえる範囲を広げられるっていうのはSNSのメリットですよね。
例えば職場や学校では、同じ趣味嗜好(志向)の人が見つからないと思っていても、SNSに載せた途端に、自分の属するコミュニティにも同じ趣味の人がいるって判明したり、今まで関わりようのなかったところからの反響があったりして、自分の世界を拡げることができます。
バレンタインデーの楽しみ方も、時代によって変わっていくんですね^^
本命チョコ用予算はやや減り、マイチョコ用予算は増加
最も予算をかけるのは「恋人」への本命チョコで2,392円となりました。次いで、「自分」チョコ1,992円、「配偶者」へのダーリンチョコ 1,609円、「父親」へのパパチョコ1,340円の順となりました[図8-1]。
これを去年の同時期に行った調査結果と比較すると、恋人への本命チョコは去年も今年も予算額第1位でしたが、去年 (2,501円)の方が予算が高く、今年は109円ダウンしています。対して第2位の自分チョコは+227円、配偶者へのダーリンチョ コは+25円、父親へのパパチョコは+123円の予算増となりました。
(2018年のバレンタインにチョコをあげる予定の女性1,155人が調査対象)
恋人への「本命チョコ」は例年通りダントツの1位。次点が意外にも「自分用マイチョコ」、それ以降、配偶者、父親、母親、娘息子、と、「ファミチョコ」が続きます。関係が薄くなるほど、特に恋愛関係が薄くなるほど、予算が削られる傾向にありますね。
ただし、恋人がダントツ一位ではあるが、昨年度に比べて予算はやや縮小し、一方でマイチョコに当てる予算は昨年よりも増加しています。
配偶者(旦那さん)よりも自分のチョコを優先させる予算設定なのと、「配偶者ってファミチョコに当たるんだ。本命チョコじゃないんだ。」というところが意外でした。
釣った魚に餌をやらないのは、男性だけの専売特許ではないんですね。^^;
いや、正確に言うと、餌はやっていますね。ただ自分よりは安い餌なだけで。と言っても、平均だと300円くらいの違いですが。
マイチョコって、「ご褒美」な役割がありますよね。まあ、チョコを食べるための言い訳みたいなところがあるんですけど。バレンタインデーは魅力的なチョコが一堂に会しますし、期間限定の特別なチョコも販売されるし、普段は我慢するようにしてるけどバレンタインデーなら食べてよし!と言う自分ルールみたいなことを考えている女性は多いんじゃないでしょうか。
女優の夏木マリさんは、大のチョコ好きですが、体型維持のために普段は食べないんだそう。月一でチョコの日を設けていて、この日だけはチョコを食べていい、ということにしていて、お気に入りのチョコを思う存分食べるそうです。
こういうの、女性特有の感覚なのかもしれませんね。
マイチョコは増加、義理チョコは減少
一方、仕事関係への予算は縮小傾向のようで、「職場以外の 仕事関係」が去年の1,156円から883円へ273円ダウン、「職場の人」も1,075円から992円へ83円下がっています。
義理チョコって、もらった方も「お返ししなきゃいけない」と思ってしまうので困るし、あげる方も気を遣わせちゃうなと思うしで、あげようかどうか迷うところなんですよね。相手が欲しいかどうかもわからないですし、変な誤解を生んでも困ります。
誰にあげて誰にあげないとか考えるのも面倒で、なんならがさっと大量に入った詰め合わせを買って、「皆さんご自由にどうぞ」って置いとくだけでもいいかなって気がしてきます。それならお返しとか考えなくても良さそうですし、男女関係なくみんなで食べられます。
私の経験上、部長クラスの方はゴディバのチョコを女性全員分買ってきたりと、金銭的にかなりの負担だったと思います。そういうことが簡単に出来るような景気でもないし、あげる側ももらう側も、大事なところにだけお金を使いたいっていう価値観になってきたのかなと思います。
義理チョコ配布禁止になっている会社も結構あって、そもそもあげられないという場合もありますし。
マイチョコ増加傾向で、男女ともに27%が自分にチョコを買う予定のようです。
女性では、10代〜30代が3割越え。男性でも、20代は2割だが、10代、30代、40代で3割越え。男性で増加しているのは、高カカオチョコレートの商品ラインナップが増えて一般化してきた影響でしょうか?
高カカオチョコレートについては、後で詳しく触れていますので、そちらもご覧ください。
友チョコは10代では定番。7〜8割があげる予定
年代別に見ると10代女性の参加率が高く(あげる78.6%、もらう68.0%)、女子同士の友チョコはバレンタインの定番現象と なっています。チョコをあげる予定の10代女性86人にあげる相手を聞くと、83.7%が「女性の友人」と答えています[図2]。
友チョコが、いつから始まったかというと、調べてもはっきりとはしないのですが、2005年に初めてCMで「友チョコ」というワードが使われ始めたという情報があります。2000年あたりに始まったのでは、という説が、多いように思います。
私の周りでも、1995年前後に同級生の友達とチョコをあげあっていました。文化的にはなんとなくそこらへんからあって、言葉として定着したのは2005年以降ってところかと思います。
ここまで友チョコが浸透したのは、企業戦略のせいかもしれないですが、そもそもの原動力としては、楽しみたい、ってことなのかなと思います。手作りの過程を楽しむ、選ぶことを楽しむ、あげて反応を楽しむ、もらったものを観て味わって楽しむ。
2018年のバレンタインにチョコをあげる予定と答えた女性1,155人に、バレンタインにまつわる一連の行動の中で楽しいと思う瞬間 を聞くと、「チョコを渡す時」(56.8%)ではなく、「チョコを選んでいる時、チョコを作っている時」(72.1%)という答えが最も高くなっ ています[図5-1]。かつて、バレンタインが告白の日だった頃は、渡す時こそが最もハレの瞬間でしたが、今では渡す時のドキドキでは なく、チョコを選んだり作ったりする事前のプロセスの方が楽しく、イベントとして重視されているようです。
明治の調査でも、チョコを選んだり、作ったりしている時が一番楽しい、と思う人が多いという結果が出ています。友チョコやマイチョコが増えている状況を反映していますね。
ところが、友チョコって、必ずしも平和で楽しいものとは言えない場合があるようです。
これは明治の調査にはないですが、友チョコの数が友達の数でありスクールカーストを如実に表す鏡のようになっている場合があるそうなんです。友チョコの輪から外れた途端にハブにされたりして友達扱いされなくなるので、抜けたくても抜けられない、半ば義務のような状態になっていたり、友チョコをやり取りしない=仲のいい友達がいない寂しい人間扱いされたりと、学校という狭い世界でのバレンタイン事情は、あまり楽しいものでもなさそうです。
お小遣いで賄わない場合、親が払うことになります。クリスマス、お正月、に続くお金のかかるイベントで、親御さんにとっても苦しい季節と言えるかもしれません。
みんなで楽しんでハッピーになるためのイベントが、義務や負担になっては元も子もないですよね。
また、示し合わせてあげ合うならいいんですが、自主的に用意する場合、お返しを強要したり期待しすぎたりしないように、親御さんが注意してあげるのも大事ですね。
健康志向の高カカオチョコレートが人気
カカオポリフェノールがたっぷりと含まれる高カカオチョコが、健康を気にするシニア層を中心に大人気です。
そこで、2018年のバレンタインに参加予定の2,000人の男女に、健康に良さそうなチョコをあげたい・もらいたいかと聞くと、53.1% が健康志向チョコをあげたい・もらいたいと答えています。年代別で見ると60代(男性52.2%、女性64.3%)・70代(男性 60.0%、女性75.0%)の支持率が男女ともに高くなっています。
シニアとなっていますが、シニア層でなくても、半数以上が健康志向チョコを嗜好しているというのは特筆すべきかと思います。
ちなみに高カカオの基準は、カカオを60%以上含むことです。
以前は、カカオ高配合チョコって、海外のチョコレートしかなく、カルディなど輸入食品販売店でしか買えない高価なイメージだったですが、ここ数年国内のチョコでも高カカオの商品がいろいろ選べるようになってきて、コンビニでも手軽に買えることが、これだけ高カカオチョコレートが浸透してきた理由の一つかと思います。
カカオポリフェノールの健康・美容効果は、バターコーヒー(完全無欠コーヒー)で有名な『シリコンバレー式 最高の食事』という本でも紹介されているし、結構認知度が高くなっているんですね。
ただし、生クリームや全粉乳、脱脂粉乳が配合されていたりしては結局太りやすいので、油分はカカオバターのみのものを選ぶのがおすすめです。
<バレンタインで男性へ贈るチョコに、手作りはおすすめか?(男性目線の本音)>
バレンタインにあげたいチョコ、もらいたいチョコのタイプを、相手別に聞いてみました。
本命の相手に贈りたいチョコは、「手作りのもの」(26.4%)が1位 ですが、本命の相手からもらいたいのは、「手作りのもの」(21.5%) より「自分が好きなもの」(27.6%)が1位となっています。手作りチョ コもうれしいけれど、自分の好きなチョコの方がもっとうれしい、というのが ホンネかもしれません
明治が、女性が「あげたい」チョコ、男性が「もらいたい」チョコをアンケート調査した結果です。
女性は手作りチョコを贈りたいと思う人が一番多かったけど、男性がもらいたいと思っているのは自分の好みのチョコ、という結果だったそうです。
女性としては「心を込めて贈りたい!(もしくは、料理ができるところをアピールしたい!かもしれないけど)」と思っていても、男性側からすると必ずしも大歓迎ではないようですね。
手作りは重たかったり、微妙な味の場合に困ったり、衛生面が心配だったり、作れるのはすごいけど好みじゃなかったりすると、喜びきれないというのが正直な感想なのかもしれないですね。
正直、若干キャパ小さいな、とも思いますね。喜ばせたいという気持ちを認めてもらえないって、悲しいですから。
でも、せっかくなら喜んでもらいたいですから、相手が望むものをあげる、という配慮も必要かもしれません。
あと極端な例でいうと、手作りの場合、チョコの中に異物を入れるケースも、実はあったりするみたいです・・・・・。自分の体毛や爪、血液、分泌物を入れて恋愛成就を願ったり関係の持続を図ったりという、黒魔術みたいな迷信で、そういうことをする人もいるようなのです・・・。
ここに書くのも不快なのですが、現実的にあることのようなので、迷いましたが書かせてもらいました。
こんなことをすると、純粋にチョコを楽しんでもらいたい、喜ばせたいと思って手作りする人が貰ってもらえなくなるし、それを知らずに食べる男性のことを思うと本当に不憫だし、病気やウィルスが感染ったらと思うと、ただ「気持ち悪い」という話では済まされないので、本当にやめて欲しいですね。
チョコは、美味しく楽しむためにあるんですよ!笑
手作りを食べてもらいたいなら、自宅に呼んでその場で作って、おうちデートにするといいかもですね。異物混入を男性側からもチェックできますし、一緒に食べるなら、異物入れることはまずないと思えますから。
<バレンタイン2018 価格別・用途別おすすめ人気チョコ>
(以下、全て税込表示。)
高島屋 チョコ売れ筋ランキング 1000円台
1位:VANILLABEANS(バニラビーンズ) ショーコラ(4個入) ¥1,512
2位:Berne(ベルン)ミルフィユ(15個入) ¥1,620
3位:GRAMERCY NEWYORK(グラマシーニューヨーク) シャンパーニュブラウニー¥1,620
4位:SILSMARIA(シルスマリア) 竹鶴ピュアモルト生チョコレート ¥1,620
5位:WITTAMER(ヴィタメール) マカダミア・ショコラ(ミルク)(12枚入) ¥1,620
*管理人的おすすめ:1位のショーコラと、4位の竹鶴ピュアモルト生チョコ
高島屋 チョコ売れ筋ランキング 2000円台
1位:PIERRE MARCOLINI(ピエールマルコリーニ) バレンタインセレクション(6個入) ¥2,376
2位:PIERRE MARCOLINI(ピエールマルコリーニ) バレンタインセレクション(8個入) ¥2,970
3位:パティスリー モンシェール 獺祭ボンボンショコラ(3個入)x2箱セット ¥2,592
4位:L’ECLAIR DE GENIE(レクレール・ドゥ・ジェニ) ショコラ ミニョン(4個入)x2箱セット ¥2,592【高島屋限定】
5位:MONT ST.CLAIR(モンサンクレール) 低糖質ソシソンショコラ(1本) ¥2,160【高島屋限定】
*管理人的おすすめ:
女性にあげるなら、1位2位のピエールマルコリーニか、4位ショコラ ミニョンのですね。ショコラミニョンは、淡いピンクのオーブに花びらが1枚貼り付けてあるような見た目で、女性の心をくすぐります♩
男性になら、1位2位のピエールマルコリーニか、3位の獺祭ボンボンでしょうか。
5位のソシソンショコラは、豆しとぎのような板付き蒲鉾のような形の1本での提供なので(豆しとぎ知ってます?)、ご家族でどうぞと渡すか、自分の家族や友達とのシェア用におすすめです。ちなみに「ソシソンショコラ」というのは、フランスの伝統菓子で、濃厚なガナッシュ生地の中にナッツとマシュマロなどを入れて固めたもので、薄くスライスして食べるそうです。「ソシソン」は「サラミ」という意味で、実際のサラミと同じような形・見た目で作られるから、ソシソンショコラと言うようです。仕事から帰ったり、家事育児が一息ついた後の毎晩の楽しみに、ご褒美マイチョコとして買ってみてもいいかもしれません^^
こういう、新たな美味しいものを見つける楽しみって、本当にいいですよね(>ω<)っっ!
高島屋 チョコ売れ筋ランキング 3000円台
1位:BVLGARI IL CIOCCOLATO(ブルガリ・イル・チョコラート) チョコレート・ジェムズ(3粒入) ¥3,100
2位:Jacques genin fondeur en chocolat(ジャック・ジュナン) プラリネ・アソート(9個入) ¥3,348
3位:Berne(ベルン) ミルフィユ(10個入り)3箱セット ¥3,240
4位:LA CHOCOLATIERE DE MARSEILLE(ラ・ショコラティエール・ドゥ・マルセイユ) ラ・バール・マルセイエーズ(3本入) ¥3,240【高島屋限定】
5位:Patrick Roger(パトリック・ロジェ) ボンボンアソート(9個入) ¥3,996
3箱セットとかってなんなの???配る用ってことですよね。3位のベルンのミルフィユは、1箱だと¥1000ですから、やや安め。一箱¥3000で攻めてこいや。って感じですね。紹介しておいてなんですが、他の4つとは同じ土俵に立ってない感じで納得いかない。。。
ブルガリの「チョコレート・ジェムズ」は、ジェムズ(宝石)と言う割に、見た目にはあまり宝石感ありません。見た目で若干損してる感じありますね。「BVLGARI」ってロゴ入れとけばいいだろ、みたいな(ブルガリさんすみません)。多分、食べれば、「宝石箱や〜〜〜☆」ってなるんでしょうけどね!
私のように偏見を持たず、食べてみてください!1粒1000円って、めちゃくそ高いですけどね!そこは宝石なんで!しかも1粒入の商品だと、¥1500なんでさらに高い!なので3粒入りがお買い得です!笑
ショコラトリー(ショコラ専門店)の名前って、長々しくて何言ってるのかよく分からなくありませんか?海外由来のパン屋の名前もそうですけど、フランス語だったり英語だったりイタリア語だったりで、同じショコラ(チョコレート)でも、綴りも読み方も違うし。
Jacques genin fondeur en chocolatは、「ジャック・ジュナン・フォンダン・ショコラ」っていうそうです。店名だけで、ものすごい文字数。キーボード打つのも大変です。
このジャック・ジュナンの作るショコラは、プロが絶賛する美味しさだそうですが、職人気質なジャック・ジュナンのこだわりか、お店はパリのみで、日本には進出していないそうなんです。バレンタインの時期だけ、高島屋で買えるって言う、なんともレアなチョコなんです〜〜!!!!
テンションが上がって来ちゃいました。笑
このランキングには載ってないけど、キャラメルも人気だそうで、売り切れになっていました。キャラメルは、いくつかフレーバーがあって、パリの本店では1粒1粒味を選んで詰め合わせにできるみたいですよ。
オンラインでも買えるので、お近くに高島屋がない場合は、ネット通販でどうぞ!
たまにDEAN&DELUCAでも売ってるみたいです。たまに、なので、よく行く方はチェックしてみて下さいね!
同じく長い名前のLA CHOCOLATIERE DE MARSEILLEは、ラ・ショコラティエール・ドゥ・マルセイユのラ・バール・マルセイエーズは、フランス最大の港町マルセイユで生まれたレシピを受け継いで作った、ガナッシュです。見た目にもう美味しそうで、よだれが出て来ちゃいます。これは買っちゃうわ。絶対美味しい。
ここも、日本にはお店がなくて、今回初登場だそうです。オンラインでは売り切れになってしまっています。紹介が遅くて申し訳ないです・・・来年ぜひ!パリに行ったらぜひ!
ちなみに「ショコラティエール」というのは、女性のショコラティエという意味です。有名なショコラティエは大抵男性ですから、女性が活躍しているのは嬉しいですね。
ってわけで、
管理人的おすすめ:2位ジャック・ジュナン、4位ラ・ショコラティエール・ドゥ・マルセイユのラ・バール・マルセイエーズ
友チョコにおすすめの可愛いチョコ選 500円前後
明治によると、友チョコの予算は500円前後。自分を振り返っても、学生の頃は300〜500円が限界だったような気がします。何人かにあげるとなると、結構な負担ですよね。となると、手作りの方が安上がりかなという気がして来ます。
「安くても、可愛くて見栄えがするもの」というのが友チョコ向きですね。
メリー ”ショコラーシカ” シリーズ
ショコラーシカ 98g入/73g入/48g入 ¥1,296/¥1,080/¥756
シーニィ 5個入 ¥540
”ショコラーシカ”は、マトリョーシカがモチーフのチョコブランドです。包み紙も外箱も東欧北欧っぽくカラフルで可愛いんです!
「ショコラーシカ」はマトリョーシカが書いてある小さい包み紙に包んだチョコがたくさん入っているので、何個かずつ小分けに透明なラッピングバッグにでも入れると、お手頃カワイイプレゼントに出来ます♩
「シーニィ」はマトリョーシカの形のチョコが5個箱入りなので、一人二人にしかあげない場合におすすめです。
モロゾフ ”アレックス&マイケル” シリーズ
アレックス&マイケル(4個入/6個入) ¥486/¥648
カタリナアイランド(11個入) ¥540
ラブリーベア ミニボックス(5個入)(ブルー/レッド) ¥648
アレックス&マイケルは、テディベアやハートが目立ったモチーフで、ネイビーxホワイトのストライプが特徴の、やや大人め可愛い感じ。
カタリナアイランドは、帆立貝やヒトデ、錨(イカリ)などのマリンモチーフ。
ラブリーベアは、マリンモチーフのチョコに、小さなテディベアのぬいぐるみがセットになっています。
テディベアの形をしたチョコが詰め合わせになっています。
ちょっとオシャレすぎる感じはありますね。これを小学生であげてたら、正直、学校によっては反感を買いそうです。あと、コンサバっぽいというか、昔ながらの女の子らしさを感じます。いや、素直に可愛いんですけど、これを買う子は、ピアノとかバイオリンとか、習ってそうです。高い位置でポニーテールかハーフアップにして、白いリボンがついたシュシュとかバレッタとかして、上品なワンピース着ていそうです。もしくはトリコロールカラーとかブルーグレーとかでフレンチっぽいシンプル上品カジュアルな格好で決めてそう。完全、偏見ですが。
モロゾフ ”ディック・ブルーナ”(ミッフィー)シリーズ
ミッフィー プレーンチョコレート(6個入) ¥540
ミッフィー コレクション(4個入り) ¥540
ミッフィー プレーンチョコレートは、まんまミッフィーを型どって固めたようなチョコで、味が数種類あります。ダークチョコ、チョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコ、ストロベリーチョコかな?
ミッフィー コレクションは、上で説明したミッフィー型取りチョコ2個と、四角くて薄いプレート型のミッフィープリントチョコが2枚、可愛いミッフィーの絵が描いた缶に入っています。缶のために買っちゃう人もいそうです^^
このミッフィープレーンチョコ、もちろん可愛いのですが、ミッフィー丸かじり、ミッフィー丸呑み感がある、若干罪悪感で食べられない系の見た目をしております。可愛いけど食べられない、なんとも罪な商品ですが、見てるだけでも十分楽しめて、テンション上がる可愛さですね!
友チョコにおすすめの手作りチョコ
手作りだと、カップ型のアルミの型にチョコを流し込んで銀色のアラザンやカラフルなカラースプレー、ハート型や星型のシュガーチップを乗せるのが定番で、バレンタイン前には手作り材料コーナーに置いてありますが、今の子も作るんでしょうか?
あれって、簡単だけどあまり美味しくないイメージなんですよね。あと、ちょっと幼く見えるので、小学生向けという感じもします。
チョコをただ固めるだけだと口どけも良くないので、私が作るなら、コーンフレークを粗めに砕いたものを加えてチョコクランチにして、上にアラザンとかでトッピング、でしょうか。
トッピングなら、クッキングシートや紙を切り抜いて型を作り、粉砂糖で模様を描くのも簡単で楽しくておすすめです。
生チョコやトリュフも、難しくないし、トリュフを手で丸めるのが楽しかったりしますね。でもインフルエンザやノロの季節なので、ビニール手袋をしたり、マスクしたりで、配慮するといいのかなと思います。昔と違って、手作りは衛生的にちょっと・・・という考えの人が多そうですし。
中高生には、焼き菓子作って欲しいですね〜。失敗する可能性が高まるけど。
この手作りのチョコって微妙で、仲があまり良くないと美味しくなくても言えないってのが辛くて、どう感想言っていいか困りますよね。私は高校生の時に、同級生から手作りのチョコレートパイをもらったんですけど、パイ生地が生焼けで全くパイっぽく膨らんでなくて、小麦粉とバター練り合わせたものの塊でしかなくて、どうしても、「美味しかったよ」って言えなかったんです。他の友達は「美味しかった〜!ありがとう♩」って口々に言っていて、「(え?嘘。美味しくなかったの私だけ??)」ってなって、「どうだった?」ってすごい笑顔で聞かれて、それでも「美味しかった」とはどうしても言えなくて、「あ〜、うん・・・」「え?あれ?美味しくなかった??」って聞かれて、非常に気まずかったです。聞くなよ。追及するなよ。って。
手作りチョコをあげた場合、あまり、味の感想を求めすぎないようにしましょう。笑
お互いのためです。
あとは、一緒に作ってもいいですよね。
誰かのうちのキッチンが犠牲になっちゃいますが、一緒に作って一緒に食べたら、美味しくなくてもいい思い出になります。親御さん目線だと、お片づけまでが料理ですよ!ということも教えられていいかもしれません。
おまけ:コンビニで買える高カカオチョコレート
コンビニで買えるものといえば、「チョコレート効果」「THE CHOCOLATE」が代表的ですね。どちらも明治の商品です。特に、明治推しというわけでもないのですが、手軽に買えるので、本当に便利なんですよね。
チョコレート効果 72%、86%、95%
「チョコレート効果」は1998年発売で、72%、86%、95%という商品展開です。86%でもかなり苦くて、ちょっとビター、くらいを想定していると、期待を裏切られてがっかりすることになります。原材料は、カカオマス、ココアパウダー、砂糖、ココアバター、乳化剤(大豆を含む)、香料、(原材料の一部に乳、大豆を含む)と、日本の市販チョコレートにしては割とシンプルです。72%、86%、95%それぞれで、各原材料の割合が違います。
THE Chocolate 70%(コンフォートビター/エレガントビター)
「THE Chocolate」は2014年発売開始で、70%が最大で、58%、55%、54%、51%、47%という商品展開です。単に苦さが違うだけではなく、使う豆も違うし、味わいも異なります。原材料は、カカオマス、砂糖、ココアバター、乳化剤というシンプルさがいいですね。この商品の特徴は、厳選したカカオ豆を使っているところと、「Bean to Bar」と言って、生産から板チョコになるまでを一貫して管理していることです。また、国際的なコンクールで多数受賞している、世界が認めたチョコでもあるようです。実際、カカオ本来の味が楽しめて、深みのある美味しさが楽しめる商品だと思います。オシャレなパッケージなのも、女性の心をくすぐりますし、男性でもお菓子を持っている感じがしなくてサマになりますよね。大人の男性でも手が出しやすいかもしれません。なんなら箱を眺めているだけでも目の保養です。LOHACOやAmazonでも買えますよ。
”ひとりじめスイーツ” ビターチョコレート 贅沢オランジェ
あと、イーグル製菓の ”ひとりじめスイーツ” シリーズ「ビターチョコレート 贅沢オランジェ」がおすすめです。これは、高カカオかどうかは怪しいというか多分違うのですが、材料が結構シンプルで、ダークなビターチョコにオレンジピールが効いてて、口どけが程よく滑らかで美味しいんです!前からある商品のようなんですが、最近リニューアルして、さらに美味しくなったとかならないとか。前のは知らないんですが、最近のは本当に美味しいです。しかも、ずっしり72g入って約300円で、お得感あります。最近、高カカオばかりで、もう少し甘いのが食べたいな〜・・・という時にぜひおすすめです。私もリピ買いしてしまいそうです。少しだけ(0.1%)リキュールが使われているので、アルコールが苦手という人は、やめたほうがいいかもしれません。
<あとがき:バレンタインはチョコを崇める祭典>
長くなりましたが、バレンタインって、心躍るイベントなんですよね。
そうであって欲しい。笑
チョコって、見てるだけでもうっとりトロトロにとろけちゃう魅惑の食べ物です。媚薬として使われていたくらいですから、案外気のせいとかでもなく、チョコに含まれる成分がそうさせているのかもしれません。
ここに紹介している以外にも、たくさんのチョコが売り出されてますので、どんどん探して見てください!
ただし、食べ過ぎると太ってしまいますから、食べたら動くとか、翌日は食事控えめにするとかして、後で後悔しないように気をつけましょうね。(自戒)